HGBF 1/144 スターバーニングガンダム 腕部改造編 : 初心者向けガンプラ改造術

さぁ先週に引き続いて腕部の改造を行っていきたいと思います。

今回は少しオリジナルな改造を追加してみます。

その1:後ハメ加工

スターバーニングガンダムはHGにも係わらず合わせ目がほとんど出ない素晴らしい作りになっております。

しかしながら3か所ほど(その内一か所はディティールとしてみても良い気がしますが)合わせ目が出る箇所があります。

その内の一か所が下腕部になります。

写真のようにデカイ合わせ目が出ております。

手甲部を取り付けると若干隠れますが、すべてが隠れるわけではありません。

また、モールドと言うにはちょっと雑な感じでもあります。

ですので、合わせ目消しが必要になってきます。

ただしココはもともと後ハメしやすいように設計してくれているので(バンダイ様ありがとう・・・)簡単に後ハメ加工が出来ます。

まずは下の写真の箇所をカットします。

作業は以上で完了です(笑)

カットしたバーツを借り組みして関節パーツを刺してみてください。

問題なく出し入れできるはずです。

そうしたら、合わせ目の出る箇所にセメントをたっぷり塗ってムニュっとくっつけちゃってください。

1日程度放置してパーツが硬化したらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを順番に付けてキレイにしましょう。

合わせ目が消えれば作業完了になります。

その2:プラバンでのディティールアップ

他の箇所の密度感に合わせてプラバンでもディティールアップしていきます。

追加箇所は肩部、手甲部(シャイニングフィンガー部?)になります。

写真の青丸の箇所に追加しております。

写真撮り忘れてしまったため他の箇所も改造されているのは多めに見てください・・・

使用しているプラバンは0.3mmのものを使用しています。

肩部は塗装時に白色に塗装しても面白いかもしれませんね。

(ちょっと考えます。)

肩部も手甲部も両面+左右の計4か所同様の処理を行ってください。

その3:凹モールドでのディティールアップ

今回は上腕部と手甲部(シャイニングフィンガー部?)に凹モールドを追加します。

方法は胸部と同様ですが、手工部を例に説明をします。

まずは下の写真の青線の部分をBMCタガネ0.3mmにてスジ彫りをします。

その後、下の写真の緑箇所をスジ彫りの深さに合わせて削っていきます。

削る方法はイロイロとありますが、今回は2パターンをご紹介いたします。

その1:デザインナイフでけがく

けがき方は下の写真のように部品に対して斜めに刃を当てて矢印の方にかるく移動させていきます。

削れる量は少量なので何回も行って削っていきます。

その2:ノミ・彫刻刀で削る

小学校等で使ったアレです(笑)

サイズは小さいですが使い方は同じです。

デザインナイフでけがく場合は仕上がりますが時間がかかります。

ノミ・彫刻刀で削る場合は素早く出来ますが、一度の失敗で部品をダメにしてしまうもしくは修正が大変になっています。

けがく場合でも削る場合でもスジ彫りしてある所に向かって刃を移動させるため、基本的にはスジ彫り箇所で刃が止まります。

ただし力を入れすぎた場合はスジ彫り箇所を超えて削ってしまう場合があります。

デザインナイフでケガいている場合は一度くらいなら、削ってしまった箇所をNo.400→800のヤスリでヤスリがけをすれば元通りになります。

これは一度に削れる量が少ないからです。

ノミ・彫刻刀で削ってしまった場合は削る量が多いために傷が深くなります。

そこを修正するにはアルテコなどで全体を埋める→No.400→800のヤスリでヤスリがけと言った手順を取らないと傷を埋めることが出来ません。

慣れてくればその2のノミ・彫刻刀での処理の方が良いですが、慣れるまではその1で行うのが良いでしょう。

(その2はノミ・彫刻刀購入後、失敗しても良いパーツなどでしっかり練習しましょう。)

その4:スジ彫りの追加

コチラはいつものようにBMCタガネ 0.3mmを使用して専用のガイドテープに沿ってスジ彫りを追加しております。

上の写真の箇所にスジ彫りを追加しています。

(右側のみ青線を追加しています。)

・BMCタガネ 0.3mm

・スジボリ用ガイドテープ 3mm

その5:メタルボールの埋め込み

腕部は以下の箇所にメタルボールを埋め込んでみます。

左側のみはめ込んでおります。

使用しているメタルボールはお馴染みのハイキューバーツの1.0mmになります。

と言うか基本的には1/144にはコレしか使いません(笑)

大量購入上等です!!

方法もいつも通り1.0mm~1.1mm程度のピンバイスで穴を空けて、そこにメタルボールを埋め込むだけです。

写真のメタルボールは置いてあるだけですが・・・

接着は塗装後に行います。

接着時には2液式のエポキシ性クリアボンドを使うことをオススメします。

その6:シャイニングフィンガー部ツメ部ミキシング

レビューでも書きましたが、いわゆるシャイニングフィンガー部の爪がすぐに外れてイライラします!!

また、爪も短くイマイチ迫力に欠けている気がするので、HGFC ゴットガンダムよりゴッドフィンガー部の爪を拝借してミキシングビルドをしてみます!!

コレが・・・

こうなります。

基本的にはHGFC ゴットガンダムより爪部を拝借してくるだけですが

上の写真のように少しはみ出してしまうので、はみ出す部分はエッジングソーにてカットしましょう。

個人的には見慣れているためかもしれませんが、改造後の方がしっくりきますが、この改造は個人的な思いで行っているので不要と思われる方はやらなくても良いかと思います。

以上で腕部の改造は完了です。

腕部もなんやかんやでかなり改造箇所がありました。

手足は2か所ずつ行わなくてはならないためどうしても作業量が多くなります。

しかし、凹モールド以外は難しい箇所は無いはずですので、ゆっくり行えばそう失敗はしないと思いますのでチャレンジしてみてください。

残すことろも後2か所になってきました。

もう少しで完成品をお見せできると思いますので今しばらくお付き合いください。

それでは・・・

次回を待て!!

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