HGUC シータプラス ハイメガキャノン改造編 「全部ぶち壊しにするとこだったじゃないの まったく!」

それでは前回の予告通り・・・

そんな訳で、前回のHGUC ZZガンダムのレビューでも書きましたが、このキットをシータプラスに改造していきたいと思います!! ...

頭部から改造を初めていきます!!

まずはハイメガキャノンからですね~

前回も少し書きましたが、シータプラスはハイメガキャノンにカバー?がかぶせてあり、機能としてはオミットされている模様です。

これは、今回公開されたシータプラスの型式がMSZ-010A1に由来するものだと思われます。

ゼータプラスもA1型はハイメガキャノンはオミットされており(と言うか元々付いていない)、A2型には付いているため、同様の仕様であると思われます。

今後、劇中にMSZ-010A2が登場するときはハイメガキャノン使用型として登場するんだろうと思います。

今回は一応設定画に沿っての作成となりますので、MSZ-010A1型として頭部ハイメガキャノンはオミットする方向で作成していきます。

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その1:アンテナ数を4→2に変更

分かりやすい特徴としてシータプラスはアンテナ数がZZガンダムの4本から2本に減少しております。

ココはデザインナイフで上側のアンテナをざっくりカットしてしまいましょう。

ただしココのカットはL字型(というかレ型)にカットする必要があるため慎重に行ってください。

ピンを飛ばすような感じでカットしてしまうと下側のアンテナまで切れてしまう可能性があるため注意してください。

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その2:ハイメガキャノン上部の形状変更

虎哉 氏のTwitterの画像を確認すると・・・

ハイメガキャノン上部の形状がカトキ型と言いますか、センチネル型と言いますか、下側より出っ張っている形状になっています。

その1でカットした上部のアンテナの穴ふさぎもかねてハイメガキャノン上部に0.3mmのプラバンを貼って形状を変更していきます。

プラバンでのディティールアップをする際に、初心者が陥りやすい問題としてプラバンとキットもしくはプラバンとプラバンの間に隙間が出来てしまうという問題があります。

今回はその辺の解決方法もかねて改造方法を記述していきたいと思います。

まずは、正面側の上側に0.3mmのプラバンを薄切りしたものをセメントで貼り付けます。

大分上側にはみ出していますが後で成形しますので、最初はこんな感じでOKです。

15分以上放置してセメントが半乾きになり、軽く触ってもプラバンが動かなくなったら、今度は両サイドに同様に0.3mmのプラバンを薄切りしたものを貼り付けます。

上の写真を見ていただくと上側のプラバンと両サイドのプラバンの間に隙間が出来ているのが分かると思います。

今回は分かりやすいように少し幅を広めにしていますが、このくらいの隙間なら問題ありません。

実際はこの隙間が少なければ少ないほど修正は簡単になります。

この状態でセメントが硬化するまで1日程度放置します。

セメントの硬化は完全硬化までは1週間程度かかると言われていますが、作業としての硬化状態としては1日程度放置すれば十分だと思います。

セメントが硬化したら、はみ出したプラバンをニッパーでハイメガキャノンに沿ってカットします。

カットしたら、プラバン同士の隙間を埋めるためにアルテコ瞬間接着パテをプラバンとプラバンの隙間に盛ります。

盛ると書いたのには訳があり、この時、アルテコ瞬間接着パテは少し堅めの状態に混合してください。

あまりシャバシャバな状態のアルテコ瞬間接着パテをプラバンとプラバンの隙間に付けると、ハイメガキャノンの中側に流れてしまい、うまく隙間が埋まらないためです。

アルテコ瞬間接着パテを混ぜるときに、もしシャバシャバの状態になってしまったら粘度が高くなるまで少し放置してからプラバンとプラバンの隙間に盛りましょう。

アルテコ瞬間接着パテが硬化したらペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてキレイに磨きます。

初めて本ブログをご覧になった方は以下の記事を見てペンサンダーの使い方を確認してみてください。

<2017年9月 内容更新> 今回はガンプラをスクラッチするために必須な工具であるヤスリについて解説します。 ヤスリは「紙ヤスリ...

ペンサンダーはヤスリがけを簡単に行えるようにする機材になります。

いつもはNo.400くらいからヤスリがけをしますが、このパーツは小さく、薄いため番手の高いヤスリで丁寧に行ってください。

この時、先ほどニッパーでカットしたはみ出した部分もトップ部・サイド部とツライチになるようにしっかりとペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてキレイに磨きます。

正面の改造はこれで完了です。

お次はサイド部の幅増しを行っていきます。

Twitterの画稿でも分かるように、ZZのハイメガキャノンとは少々形状に差異があります。

そのため、その部分のディティールに合わせてカットしたプラバンを両サイドに貼り付けます。

これまた大げさにしていますが(笑)

上側と前側ははみ出し気味に貼り付けてください。

下側と後ろ側は正確に合わせてください。

1日程度放置して硬化したらニッパーでカットします。

カットしたら上面部のみペンサンダーにNo.800のヤスリを付けて上面とツライチになるようにきれいに磨きます。

キレイになったら、上面部に最後の0.3mmのプラバンを貼り付けます。

この部分も後ろ側の位置をしっかりと合わせれば正面部と両サイド部ははみ出し気味でOKです。

この状態で再度1日程度放置してセメントが硬化したら、はみ出したプラバンをニッパーでカットします。

その後、上の写真で示した青線の箇所にアルテコ瞬間接着パテを盛ってプラバンとプラバンとの隙間を埋めます。

乾いたらペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてキレイに磨きます。

以上でハイメガキャノンの形状変更は完了となります。

プラバン同士をくっつけたり、ディティールを作成したりする場合には隙間はどうしても出来てしまいます。

ですので、

①プラバンを接着

②アルテコ瞬間接着パテで隙間を埋める

③ヤスリで整える

を1つの手順と考えて行っていきます。

少々面倒ですが、ガンプラ改造を行う上では必須な手順となりますのでチャレンジしてみましょう。

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その3:ハイメガキャノン砲をオミットする

ZZガンダムのハイメガキャノン発射口に0.3mmのプラバンで蓋をしてしまいます。

上の写真のように台形を2つくっつけたものを使用しています。

上側は上底:2mm 下底:3mm 高さ:3.5mmの台形を使用

下側は上底:3mm 下底:1.5mm 高さ:2.5mmの台形を使用

このパーツはグレーにて塗装するので取り外せるようにしておくとマスキングテープの手間が省けます。

ですので、現在は青文字の箇所(3mm)のみセメントでくっつけています。

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その4:安全対策のカット

最後にHGお約束の安全対策のカットを行いましょう。

写真の青点線の位置でニッパーでカットします。

その後、ペンサンダーにNo.400→800のヤスリを順番に付けてキレイに磨けば作業完了です。

それでは現状を見てみましょう・・・

・・・まだあんまり変化無いですね(苦笑)

チョット記事が長くなってしまいましたので、頭部残りは次回に行います。

残りは

・ツインアイ→ゴーグル化

・頬部ダクト形状変更

・顎部小型化

・サイド部小型化

くらいですね・・・って意外と多いですね・・・

頭部の改造が完了すれば見た目も結構変わると思いますので、頑張って改造していきます!!

次回の更新まで今しばらくお待ちください。

それでは・・・

次回を待て!!

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コメント

  1. としぽん より:

    改造の手順が分かりやすく毎回
    『ほへぇ~』
    と思いながら見させてもらっています。

    先日ペンサンダーを購入してみました(まだ開けてませんが)

    頑張って使いこなしてみたいと思います。

    ところでツイッターの頭部画像をよく見るとアンテナの形状に返しがついているようになっているみたいですね?
    こういう場合もプラ版貼って形状を整えるんでしょうか?

    • yoh0919 より:

      ペンサンダー ビックリするくらい削れると思いますw
      多分考えている以上に削れると思うので、一番最初は不要なパーツでテストしてみてください。

      シータプラス確かに下側に返しがついてますね・・・
      HGUCのZZも小さな返しが付いていますが、大分見た目が違うので、それこそペンサンダーでキットのモールドそぎ落としてから、プラバンで新造ですかね?
      少し考えて変更してみます。
      ありがとうございます~^^