それでは今回は塗装作業について書いていきます。
ワタシは塗装はエアブラシにて行います。
エアブラシでの塗装は難しいと思われる方が多くいると思いますが、ぶっちゃけかなり簡単です。筆塗りをしたことがある方はわかると思いますが、筆塗りでキレイに塗ることは至難の業です・・・・しかし!!エアブラシさえあれば、あら不思議 簡単にめっちゃキレイに塗れちゃいます!!
塗装の順序は
1:エアブラシの準備
2:塗料の準備
3:パーツの準備
4:塗装ブースの準備
5:サフ吹き
6:塗装
7:スミ入れ
8:仕上げ
9:後片付け
となります。
では1項から明記します。
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まずはエアブラシを買います!!
ピンキリありますが、ワタシは以下のものを使用しています。
Mr.HOBBY PS-265
・・・まぁ安いヤツです。
でも、コイツは10年ほど使用していますし、いまだに現役です。(もちろんコイツ一本です。)
慣れてくると、もっと良いヤツがほしくなる方もいらっしゃると思いますが、最初はコイツから初めて見ると良いかと思います。
合わせて、コンプレッサーを買います!!
同じく以下のものを使用しています。
Mr.リニアコンプレッサー L5
・・ええ安いヤツです(笑) 最近はもっと安いのも出てきていますが、同じくコイツも10年選手です。買い替えもしていません。
合わせて3万強の買い物でしたが、10年使っていますので、年間ですと3000円程度の出費ということになります。
正直元は取れまくっていると思ってます。(笑)
ホントはごく初期はエアブラシ用のエア缶というものがあり、それを使っていましたが、あまりにも使いずらいため1か月たたずにコイツに移りました。
コンプレッサーは確かに高いですので二の足を踏んでしまうのは分かります・・・実際ワタシもそうでエア缶を買いましたので・・・・
エア缶は連続で15分程度しか使えず、(缶が冷えて凍ってしまいエアが出にくくなるため)一本当たり1時間程度しか使えません。HGシリーズをサフ吹き・塗装を行うと2~3時間必要なります。 本当にエアブラシを今後使うかどうか迷っているときに少しでもコストを抑える意味で使ってみるくらいの感覚で使ってみるのが良いかと思います。
合わせて、コイツを買います。
ドレンキャッチャーと呼ばれるものです。コンプレッサーは長時間使用していると水(ドレンといいます)が出てきてしまうため、接続チューブを通して水が入り込み、塗装中に水が混じった塗料を吹いてしまうことがあります。
冬場はほとんどありませんが、梅雨時期は1時間以上使用しているとかなりの確率で水を吹いてしまいます。
せっかくキレイに塗装できていたのに水が混じった塗料を吹いた瞬間に台無しになってしまうのです・・・
そうなった場合は、再度ヤスリがけからやり直しです・・・・
そんなことが起きないためにも途中で水(ドレン)をキャッチしてくれるコイツは必需品です。
ただし100%取ってくれるわけではないので、この辺は慣れるしかありませんが・・・
(慣れると水が出そうになった時にわかるようになります。音が変わるのでそのタイミングでチューブ内の水を除去したりします。)
最後にコイツを買います。
スタンドですね。
当然のことですが作業中はずっと手に持っているわけではありませんので必須です。(笑)
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塗料の準備を行います。
塗料は購入したものを希釈液で薄めて使います。
ワタシはガイアカラーを好んで使いますので、それを例に勧めます。
塗料は希釈液と1:1の割合で混ぜて使います。
下はamazonで買えるアルティメットホワイトです。
下は同じく希釈液です
上記、希釈液はシンナー臭の少ないものです。
香料が入っているため別の匂いがしますが、シンナー臭よりはましかと思います。
希釈割合は人によっては1(塗料):2(希釈液)や1(塗料):3(希釈液)と違いがあると思いますがまずは1:1から行って、自分が塗りやすい希釈率を探していけば良いと思います。
希釈した液体は以下のようなポリ容器にいれておきます。
これはアマゾンでは売っていませんが、便利なためご紹介いたします。
ホビーショップ ビーフィールド様
にて取り扱っています。
目盛りがついているため、希釈率がわかりやすくて良いです。
サフは量が多いため100ml用 塗料は50ml用を使用しています。
塗料は保存には十分注意してください。直射日光の当たらない湿度のなるべく低いところにおいてください。
通常は室内の直射日光が当たらないところにおいておけば十分だと思いますが、ワタシは一度引っ越しの都合で半年ほど貸倉庫に置いておいたことがあります。その貸倉庫はいわゆる物置のような作りだったので外と直結していました。 梅雨を跨いだのも良くなかったと思いますが、新居で塗料を空けたときにすべて腐っていました・・・
通常シンナー(もしくは香料)の匂いがするはずの塗料からいわゆるスッパイ匂いしかしない状態でした・・・・
泣く泣く全部捨てましたが、結構悲しかったです(苦笑)
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改造したガンプラを洗浄します。
中性洗剤で歯ブラシを使って洗います。
〇ョイと安い歯ブラシでしっかり磨きます。
これは、必ず行ってください。塗装面にヤスリがけ後の粉などが残っているとそれを巻き込んでうまく塗装できません。(みぞ部などにたまりやすいので良く磨いてください。)
洗浄後は良く乾かします。
その後、部品をクリップに取り付けたり、つまようじに刺したりします。
クリップは100均で最低でも50個程度は買ってください。
HG1体分となるとそれなりに量が入ります。まぁ、6~8個入りが100円で売ってますので800~1000円分くらい購入してください。
塗らない箇所に突起(凸部)があるような場合は(例:ポリキャップ取付箇所 や 外装の裏側のダボなど)はその面をクリップで挟んでください。
塗らない箇所に突起がない場合(または凹部しかない場合)は、溝などにつまようじを刺したり、以下のようにつまようじにマスキングテープを両面テープのように巻いてくっつけてください。
・つまようじに刺したり・・・
・つまようじにくっつけたり
つまようじに刺した部品は以下のようにして、保持します。
・・・ティッシュの箱です(笑)
使いやすいですよコレ!! 使い終わったティッシュ箱の裏側にピンバイスで1.0mmの穴を複数空けてあります。
ここにつまようじを指して使います。
サフ吹きや塗装をする際も、塗っては刺して、塗っては刺してを繰り返します。
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では、塗装を行う場所の確保を行いましょう。
塗装の準備でも書いていますが、当然塗料にはシンナーが含まれています。
また、エアブラシで塗装を行う際に、細かい粒子が部屋中に飛びます。
そのため、塗装は必ず家族に迷惑が掛からない自分の部屋(窓全開で)かベランダなどの外で行いましょう!!
外で行う方はこの項目は読み飛ばしてもらって結構ですが、室内で行う方は太文字のところに細心の注意を払いましょう・・・ 二度と塗装できなくなってしまうかもしれませんので・・・
ワタシは自分の部屋のドアを閉め、窓を全開に空けて、かつ以下のような塗装ブースを用いて作業を行っています。
・・・手作りです。コイツに新聞紙を引いて使ってますが、塗装ブースは市販のものが売っています。
以下なんかが有名です。
ワタシも以前は使用していましたが、お値段の割にあまり吸引力が・・・・
そんなわけで自作です。
まずは安い換気扇と換気扇用のホースを買います。
ちょうどいいサイズの段ボールを用意し、換気扇の後ろにかぶせます。
換気扇用のホースを通す穴を段ボールに空けます。
隙間をガムテープで埋めます。(上の写真の上面部が換気扇とホースの接続場所です。)
出来上がりです。
・・・・簡単です。
ホームセンターなんかでそろえればもっと安く作れます。
ワタシは3000円くらいで作ってます。
ホースの先を窓から外に出して使用します。
この換気扇を回して、換気扇の前でエアブラシを使用します。
かなり強力に吸ってくれるので大助かりです。
換気扇に塗料が付きますが気にしません。塗装が終わった後にシンナーでふき取ればいいんです。 1年に1回くらい段ボールを交換しながら使用しています。
写真のものは4年くらい使っていますが、そこまで汚くなっていませんし、壊れるまでは使うつもりです。
少し長くなってしまったので、その5からは次回に持ち越します。
初心者がガンプラをスクラッチするときに必要なマテリアルについて:塗装編 その2
を見ていただければと思います。
それでは・・・
次回を待て!!
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