それでは頭部に引き続き胸部の改造を行っていきます。
HGUC バーザムは首関節に汎用のポリキャップを使っていません。
プラパーツとして独自のものが作成されています。
ディティールも適度に入っていていい感じなのですが、HGでは首関節の後ろは基本的に肉抜き穴となっております。
バーザムも御多分に漏れずガッツリ開いております。(苦笑)
数少ないバーザムの肉抜き穴その1です。
今回はここを0.5mm のプラバンにて埋めてしまいます。
その際に前もって襟のイエローの部品の以下の箇所をデザインナイフなどで削っておいてください。
写真のように凸部のギリギリ下まで削っておいてください。
これをしないで以下の処理を行うとイエローのパーツから首部のパーツが抜けなくなり大変な思いをします。
それでは首部の改造です。
まずはペンサンダーにヤスリを付けて、No.240のヤスリで以下の写真の赤線の部分を軽くヤスリがけをします。
そうしたら0.5mmのプラバンを適当なサイズにカットし首後ろの肉抜き穴に貼り付けるのですが、このときプラバンが首の動きを阻害しないように、首を後ろまでそらせます。
この状態でプラバンをセメントで接着させます。
接着後、1日程度経ったらニッパーで適度なサイズにカットします。
その後ペンサンダーにヤスリを付けて、No.240→400→800の順でヤスリがけをします。
上の写真のようになれば作業完了です。
まずはニッパー跡の処理を行いましょう。
以下の写真で示す箇所にニッパー跡がでます。
リアアーマーなどはランナーのつなぎが大きいためニッパー跡が結構目立ちます。
この後でリアアーマー周りは改造を行うので、改造の邪魔にならないようにしっかり処理をしておきましょう。
頭部でも行いましたが、バーザムは全身にわたってヒケ処理を行っていきます。
写真の都合上 頭部のヒケ処理の際に背中パーツの写真を使いましたが今回はしっかりとヒケ処理をしましょう。
また、下の写真は全体をペンサンダーにヤスリを付けて、No.400→800の順でヤスリがけをした後の写真ですが全体にくすんでいるのがわかりますかね?
No.800で処理したパーツはだいたいこのような感じになります。
胸部は平面が大きいパーツが多いのでそれなりにヒケがある箇所が作業中に認識できると思います。
・背面ブラックのパーツ
・サイドのイエローのパーツ
・リアアーマーのブラックのパーツ
などはヤスリがけしているとヒケを見つけられると思います。
ですがNo.400→800の順でヤスリがけをすれば作業としてはそんなに大変では無いはずです。
これをNo.800のみでやろうとするとすげぇ大変な処理となります。
暇なときに試してみてはいかかでしょう(笑)
基本的な作業としては、頭部のときと同じですがNo.400でヤスリで磨けていない部分がなくなるまで磨きます。
その後、No.800でヤスリでNo.400の傷跡が無くなるまで磨けば作業完了です。
この作業を完成時に見えるパーツすべてで行います。
作業としてはヤスリがけが楽しいと思える人以外は大変な作業だと思います。
ワタシもヤスリがけはそんなに好きでは無いので気合のいる作業の一つとなっています。(苦笑)
・・・内容的に長くなってしまったので一旦ここで終了します。
残りはその2としてリアアーマー部の改造を行います。
リアアーマーはバーザム唯一と言っても良い改造らしい改造を行います。
それでは・・・
次回を待て!!