前回は腕接続部から胸部ダクトの改造を行いました。
今回は胸部センターの改造を行います。
ガンダムエース12月号にて大体の形状が分かりました。
ガンダムエース11月号ではあおり視点での1枚絵しか無かったため、胸部上面がどういったディティールになっているのかが、不明のままでした。
今回それが判明したのでそれに合わせて改造していきます。
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ここは簡単にエッジングソーにて下の写真のようにカットします。
ワタシが使用しているエッジングソーはシモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-M AL-K04 です。
「バルギル」を見るとここにはパイプが通っていますが、ムーンガンダムになった場合はどうなるのでしょう?
ガンダムエース11月号の画像を見ると無いように見えますが、写っていないだけのような気もします。
パイプの取り付けにはパーツに穴を空ける必要があるため、一旦保留します。
追加は簡単ですが、空けた穴を埋めるのは大変ですので(笑)
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さて、胸部改造で最も大変な箇所にやってきました。
胸部は HGBF GM/GMとは、まったく形状が違います。
ですので、GM/GMのセンター部を芯にプラバンにて形状を作り出していきます。
まずは、GM/GMのセンター部の不要な箇所をカットし、外周に「ムーンガンダム」のディティールに合わせてた0.5mmのプラバンを貼り付けていきます。
上の写真のような感じですね。
コックピットブロック以外の外観を作っています。
本当はすべてプラバンで作り直した方が簡単なんですが、肩を開く機構を生かしたかったため、このような改造方法を選んでいます。
この後、コックピット周りを同じく0.5mmのプラバンにて作成しています。
プラバンの箱組みにて形状を出していきます。
上の写真のようにしています。
外観はこれで完了です。
これを裏側から見てみましょう。
・・・汚ねぇ(笑)
セミスクラッチを行うときには接続部を元のキットから流用することが多くなります。
そのため、どうしてもそれ以外の部分を削り取るため見えない部分が汚らしくなります。
作例などの完成品を写真でしか見たことのない方は、作品全体がとてもキレイに作られているように思われがちですが、裏側から見るとこんなもんです(笑)
もちろん裏側まで抜かりなく作られているケースもありますが、それは慣れてきてからで十分です。
まずは、見えるところがキレイに作れるように頑張りましょう!!
見える部分と言えば、ガンダムエース11月号と12月号では外装のディティールに一部変化が見られます。
12月号のほうが、細かいディティールが入っています。
今回は12月号を基準に細かく作っていこうと思いますが、スジ彫りやプラバンでのディティールアップは後ほど行うこととして、今は形状を出していくことを優先します。
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腹部メガ粒子砲と言いながら、見た目にはオミットされているようですね・・・
メガ粒子砲につながるパイプはなんのために付いているのか!!
・・・ここはディティールアップパーツを基部にして作成していきます。
使用するパーツはコトブキヤのP125 角モールド II の 1を使用します。
このパーツは台形のため、五角形とするために上部を斜めに削り落とします。
その後、1.0mmのプラバンを 5枚ほど貼り付けて厚みを出し腹部に貼り付けます。
こんな感じになりました。
写真を見ていただければ分かるように腰部で2mmほど延長しています。
純粋に1.0mmのプラバンを2枚重ねてセメントで貼り付けているだけです。
HGBF GM/GM のままですと、若干腰部が短く感じられたので延長しています。
この後腰部の改造やパイプ処理などを行いますが、それは次回のお楽しみと言うことで今回はここまでとなります。
徐々にですが、ムーンガンダムらしさが出てきたと思います。
あまりに形状に変化が無いと見ていて退屈だというのもあると思いますので、今は形状出しを優先しています。
ある程度形になったら細かいディティールを追加していく作業に写っていきます。
今しばらくは全体のざっくりした形状出しがメインになります。
この形状が出てくるときが、(セミ)スクラッチをしていて一番楽しい時期ではあります。
ワタシもニヤニヤしながら作業しています。
同じように作業をしている方も楽しみながらやっていただければと思います。
それでは次回で胸部の改造は完了できると思いますので、頑張って作業を行いましょう!!
それでは・・・
次回を待て!!