前回で頭・胸部(右半分)の改造が完了しました。
この休みで胸部の改造をすべて終わらせました!!
お次は腕部に移る予定でしたが、改造し終わった胸部を見ていたら無性にディティールを入れたくなってしまったので、休日にちまちまディティールアップを行っていました(笑)
そんな訳で、腕部に移る前に、ディティールアップについて少々書いていきたいと思います。
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何時もですと、HGシリーズのキットにはメタルボールの埋め込みを行っていきます。
下の写真はユニコーンガンダムの例ですね。
アクセントになって見栄えがかなり良くなります。
が!!
今回は胸部にメタルパイプをアポジモーターとして埋め込んでみたいと思います。
胸部改造編で少々書きましたが、 HGBF GM/GMの胸部には〇モールドが掘られています。
ここを開口してメタルパイプをはめ込みたいと思います。
まずは、ピンバイスで〇モールドを開口します。
今回は2.0mmのメタルパイプを埋め込むため2.1mmのピンバイスにて穴を空けると良いでしょう。
毎度のことですが、少々大き目(今回は0.1mm)のピンバイスにて穴を空けますが、これには訳があります。
工業系の学校・仕事をされている方には説明不要ですが、モノを作るときにはサイズに公差というものが存在します。
こんな表記をします。
上の表記の例ですと、品物を「1.9~2.1mm以内のサイズに作ってください。」と言う意味になります。
本来は2.0mmの品物を作らなければならないのですが、100%すべての品物が2.0mmであると言うのは、モノづくり上不可能もしくはコストが大きくかかることになるのです。
そのため、公差という基準を設けてある程度のズレは許容しますと言う指標になっています。
今の日本製の品物に限れば小数点1桁くらいの精度のものはほぼすべてその通りに作れています。しかし、中国製品などの質の低いものは公差ギリギリだったり、下手をしたら外れていることもあります。
そういった問題に対処するためにピンバイスで空ける穴を少しだけ大きくしています。
埋め込んだ写真は下のようになります。
これだけでも、ディティールとしては十分ですが、今回は一歩上の改造を目指してみたいと思います。
上の写真では2.1mmのピンバイスで穴を空けたところにメタルパイプを埋め込んでいますが、
下の写真は2.1mmのピンバイスで穴を空けた後に、面取りビットにて面と取り、その後、メタルパイプを埋め込んでいます。
いかがでしょう?
下の写真の方が、メタルパイプがキレイに見えませんか?
面取りビットとは、穴のふちを30度~45度程度に斜めに削るピンバイスのようなものです。
面取りビットを使うと下の図のようになります。
面取りビットをしようすることで、メタルパイプの表面がピンバイスで穴を空けたときより大きく見えることにより、見栄えがより良くなります。
面取りビットは少々お値段の張る商品ですが、お財布に余裕がある方は購入をオススメします。
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毎度おなじみのスジ彫りを追加していきます。
一部プラバンも貼り付けていますが・・・
ガンダムエース12月号の「バルギル」をベースにスジ彫りを追加していきます。
こんな感じになっています。
右の図で青線の箇所は0.3mm、赤線の箇所は0.5mmのBMCタガネを使ってスジ彫りをしています。
・BMCタガネ 0.3mm
・BMCタガネ 0.5mm
・スジボリ用ガイドテープ 3mm
コックピット横の四角いディティールは0.3mmのプラバンを1.0mmの正方形にカットしてセメントで貼り付けています。
「バルギル」と比べると、良い感じにディティールアップできていますね!!
サムネと同じ画像ですが、良く分かると思います。
今回は、ほぼスジ彫りをメインに行ってきました。
次回こそ本当に腕部の改造を行います。
進みが遅くて本当に申し訳ございません・・・
2018年1月25日 HGUC ムーンガンダム 完成しました!!
それでは・・・
次回を待て!!
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