それでは前回に引き続き頭部の改造を行っていきます。
ザクⅢ改の頭部バルカンは結構小さなモールドで出来ています。
そのため、メタルパーツに置き換えるにはかなり小さめのパーツで置き換えが必要になってきます。
今回は1.5mmのメタルパーツ:バルカンを使用しています。
・・・もう少し小さくても良いかもしれません(笑)
メタルパーツ購入はハイキューパーツ様にて購入しています。
こんな感じになります。
メタルパーツは基本的に塗装完了後に接着しますので、今回も差し込んであるだけです。
ここは穴を空けるときに裏側まで開口している(しちゃう)ので取れなくなる心配は無いかと思いますが、念のため注意してください。
まずは後ろ側の頭部アンテナをシャープ化してしまいましょう。
上の写真の青線の箇所ですね。
合わせて、前側のアンテナは少々短めな感じがするので、プラバンを用いで長くしていきます。
上の写真の赤点線の位置でアンテナをカットします。
今回頭部はアニメ版の頭部のようなアンテナを目指したいと思います。
1.0mmのプラバンを設定画に合わせてカット→セメントで接着していきます。
セメントが乾いたらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
整え終わったらセメントで頭部に再接着して作業完了です。
写真のようにプラバンの長さは4mm程度にしています。カットした箇所が2mm程度でしたので倍くらいに伸ばしています。
この辺は作成者の好みの長さに合わせて変更してください。
まずはコトブキヤのモデリングサポートグッズ プラユニットP120 丸モールド IVの「4mm」の〇モールドをモノアイの外装として使います。
それに3mmのプラ棒5mm程度にカットしてセメントで接着します。
そこに、ハイキューパーツ様にて購入したモノアイパーツ(3mm)を取り付けます。
ここも接着は塗装後に行います。
現状は両面テープで止めているだけです。
モノアイ(レンズ)パーツは各メーカーからいろいろなものが出ています。
有名どころでは ウェーブ のHアイズですね。
個人的にモノアイは結構こだわり所で、今回は以前ハイキューパーツ様にて購入したもの(現在発売されていない)を使用しています。
モノアイパーツはそれほど金額もしないので、いろいろ購入してみて自分に合ったものを探してみると面白いですよ。
さて、セメントが乾いたら下の写真のようにプラ棒に1mmの穴を空けてザクⅢ改の頭部と同じく1.0mmの真鍮線で接続します。
上の写真のようになりました。
口部のパイプですが、ザクⅢ改のものですと少し貧弱に見えてしまうので、今回はオリジン版シャア専用ザクⅡのものを拝借したいと思います。
当然ですが、そのままではパイプの取り付けが出来ないので少し改造をします。
まずは口側の取り付け部をニッパーでカットします。
その後でパイプを10個残してニッパーでカットしてしまいます。
10個目に1mmのピンバイスで穴を空けて1mmの真鍮線を接続します。
真鍮線はザクⅢ改のパイプの接続箇所にひっかけてガイドにします。
これで頭部の改造は完了となります。
現状の状態は下の写真のようになっています。
・・・どうでしょうか? 元のキットに比べれば結構良くなっていると思います。
ただし、パイプ部についてはパイプ自体が軟質プラで出来ているため塗装がうまくいかない可能性があります。
早めに試してみますが、塗装がうまくいかないようでしたら別の方法に変更したいと思います。
それでは次回は胸部の改造を行っていきます。
「Twilight AXIS」も第2回目の配信も始まり盛り上がって?まいりました。
見ている方に少しでもこのキットの改造を楽しんでもらえればと思います。
それでは・・・
次回を待て!!