HGBF 1/144 リックドギャン子 の頭部を少々改造してみたいと思います。
基本的には、はいぱーギャン子にて改造を行った、コチラ
もしくはコッチ
と大体同じ改造です。
レビュー時にも書いていますが、
個人的にギャン子の目はシールの出来がイマイチだと思っています。
そこで目の周りを小改造して、寄りギャン子に似せてしまおうと言う改造を行います。
本改造は全塗装を行う方以外にも部分塗装を行う方でも可能なものになっています。
また、簡単に元の状態に戻せるため練習にも良いのではないかな?と思います。
それではさっそく改造していきましょう!!
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ギャン子の頭部パーツには目の輪郭線がモールドされています。
ココをエナメル塗料のブラックで筆塗りしていきましょう。
下にエナメル塗料を筆塗りするときのコツを明記します。
①筆は良いものを買おう!!
今回のように小さな箇所を筆塗りする場合は、それなりに高めの細筆を購入するのが良いと思います。
100均などで購入できる安い筆ですと毛が抜けてしまって塗料に混ざったり、変なことろを塗ってしまったりと言った不具合が発生しやすいです。
これを防ぐためにも少々お高めの細筆を購入することをオススメします。
②エナメル塗料はビンの中で分離しているのでしっかり混ぜよう。
塗料はエナメルに限らず放っておくと必ずビンの中で分離します。
エナメル塗料は粘度がかなり高いため分離した塗料を攪拌するのに結構手間取ります。
ワタシは百均で購入した綿棒で混ぜています。
ビンを振ったくらいでは全然攪拌されないので、混ぜる用の棒を用意しましょう。
③薄め液は少量ずつ混ぜよう
エナメル塗料用の薄め液はプラスチックを割ってしまう性質があります。
特にABSはかなり高確率で割れてしまいます。
通常のプラでもエナメル塗料用の薄め液を大量に掛けると割れてしまいます。
エアブラシでの塗装時などは塗料1に対して薄め液を1~2の割合で混ぜますが、今回目の周りの輪郭線を塗る場合は、普通に筆塗りが出来る程度に粘度が下がれば良いので、塗料1に対して0.5程度で全然問題ありません。
薄め液を混ぜすぎないように注意してください。
④はみ出しても修正が効くので思い切って塗ろう
エナメル塗料は結構簡単にはがすことが出来ます。
ワタシははみ出した部分は爪楊枝でこすって剥がしています。
はみ出した部分に爪楊枝をこすりつけるだけで力をほとんど入れなくてもエナメル塗料が剥がれてくるので、多少のはみ出しは簡単にリカバリー可能です。
以上の点に注意してまずは輪郭線を塗っていきます。
ワタシは上の写真のように塗りました。
モールドは目の下側にもあるのですが、画稿に合わせるために上側のみ塗っています。
正直その方がギャン子ぽいと個人的にも思っています。
ちなみにまぶたと口の線はガンダムスミイレシャープにてスミ入れをしています。
ガンダムスミイレシャープはぶっちゃけただのシャーペンなので、失敗しても消しゴムで消せます!!
スミ入れ初心者にはオススメです。
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はいぱーギャン子もそうでしたが、リックドギャン子の目が微妙に似てない原因として目の上側が弧を描いているためだと思っています。
実際、画稿のギャン子の目の上側は直線に近い形状になっています。
ですので、目の上部を直線上に変更していきます。
と言ってもパーツを削ったり、パテで形状変更するわけでは無くパーツの一部を黒く塗り、シールをカットすることで対応していきます。
まずは、その1で作成したエナメル塗料で目のパーツを黒く塗ってしまいましょう。
実際に黒くする箇所は上部のみで良いです。
下の写真は実際に上側のみを黒くして、パーツをモールドに沿って色分けしてみたものです。
上の写真でも結構ギャン子っぽくなっていますが、やはりシールの方が出来が良いです(笑)
フィギュアの塗装がうまい方は塗装の方が良いのですかね?
スゴイ技術だと思います。
正直ワタシには無理です・・・・
その次に目のシールの上部をデザインナイフでカットします。
上の写真のように怒り目のような形状にしていきます。
コツとしてはカット時にデザインナイフの刃を新品に変えることですね。
シールのカットは特にデザインナイフの刃が新しくないとうまく切れません。
古い刃を使ってシールがよれてしまうと目も当てられないので、この作業の前には思い切って新品の刃に交換してください。
これを目のパーツに貼り付けます。
黒く塗った箇所が輪郭と一体化しますので、目の形状が変化したように見えると思います。
それでは、頭部のパーツを組み合わせてみましょう。
かなりギャン子らしさがアップしていると思います。
シールのときと比べると、違いが一目瞭然だと思います。
今回はシールでもかなり注意して貼り付けていますので、パッと見でおかしい感じは無いですが、少しシールをカットするだけでこんなにも見た目が変わります。
ワタシはギャン子のキットを作成するときは必ずこの改造を行っています。
小さな改造ですが、ものすごい大きな成果が得られると思っております。
上で書いたように気に入らなければエナメル塗料は爪楊枝などでこすれば簡単に剥がせますのですぐに元に戻せます。
一度トライしてみたらいかがでしょうか?
それでは・・・
次回を待て!!
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