それでは、サフ・塗装編を行きます。
基本的なことは以下の記事を見ていただければと思います。
ここでは、レクスに関連することをメインに書いていきます。
サフ・塗料を吹く順番ですが、
1:白サフ
2:白塗料 (ピュアホワイト)
3:燈黄色(とうこうしょく)
4:コバルトブルー
5:スカーレット
6:サフ ヘヴィ
の順で吹いてください。
本来はサフ → 塗装が正しい順番なのですが、時間短縮のため上記の順番で塗っています。
以下写真では白サフ→白塗料の後にマスキングをしてサフ ヘヴィを吹いています。
初心者向け改造マテリアル編でも書きましたが、2の白塗料は艶出し用に吹いています。
レクスには、そういった部品はありませんが、他のHGシリーズなんかで外装部分にモールドのないパーツ(スミ入れをしないパーツ)は2の白塗料を省いてもらって構いません。
白サフのみ
白サフ後に白塗料
・・・写真ではほぼ違いが分からないです(笑)
実物を見ると結構光沢に違いがあるんですが、写真だと若干?くらいの印象ですかね?
今回は最終的に艶消し仕上げとするので、サフを吹いた後と同様の状態となります。
なので、スミ入れ不要の箇所は白サフままでOKです。
これまた初心者向け改造マテリアル編でも書きましたが、後で塗料を吹き付ける部品のサフはざっとで良いと思います。(サフしか吹かない箇所(スミ入れしない白いパーツや内部フレーム)は当然ですがしっかりサフを吹いてください。)
ワタシはいつも写真のくらいの感じです。
サフは下地を作るってより、傷の有無を見つけるためのニュアンスが強いです。
ですので、傷が見えれば良いと思います。
時短です!!
色の濃淡が気になる方はしっかりやりましょう(笑)
ここで傷の有無の確認をします。
サフを吹いた状態では傷が結構目立つので、もしあまりにも大きな傷はあるようでしたら、再度、ヤスリがけからやり直したほうがいいかもしれません・・・・
ワタシがスクラッチしたジーラッハなんかは結構傷が残っています。
写真を拡大してみると良くわかると思います。
(そのうちジーラッハは再度処理し直すつもりです。)
この写真を見て、気にならないようでしたら大体の傷は問題無いと思います。(少なくとも写真上は・・・)
もうメンドウだ・・・と思われたら、今回はそのままとして 次回の作品作成時にヤスリがけから再度行うのも一つの手段です!!
・・・時短です!!
後はモチベーションの問題も大きいです。
塗装まで行ったのに、そこからまたヤスリがけ・・・
なかなかツライものがあります。
モチベーションの低下は大きいです。
それを避けるために、「今回はそのまま作っちゃおう!!」って精神は意外と大切です。
「今回うまくいかなかったことは次回うまくできるように改善しよう!!」のほうが前向きに考えることができて、良い方向に向かうと思います。
実際、一度完成したものを見直して気に入らない箇所のみ改造し直すという行為は自分のスキルアップにもなりますし、量が少ないため丁寧な作業にもつながります。
自分が好きでやっていることです。 楽しく進められるように工夫してみましょう。
次は燈黄色(とうこうしょく)を塗ります。
基本的にそのまま塗ります。
肩部は後でコバルトブルーを載せますが、気にせず塗っちゃってください。
足部もあとでスカーレットを載せますが、気にせず塗っちゃってください。(笑)
燈黄色よりコバルトブルー・スカーレットのほうが色が強いので下地が白でも燈黄色でも違いは分からないと思います。
テール部のみ白塗装部分をマスキングしてから黄色を塗ります。
これは燈黄色が白より強いためです。(あたりまえですね)
白部品を塗装後、この工程にくるまでに30分くらいはかかっているとは思うので、塗料はもう乾いていると思います。テール部を指でさわって塗料が乾いているのを確認後、マスキングをして塗ってしまいましょう!!
次はコバルトブルーを塗ります。
コバルトブルーで塗る箇所は胸部と肩部の二か所のみです。
胸部はそのまま塗ってしまいます。
肩部は燈黄色(とうこうしょく)が乾いたのを確認したら、燈黄色部をマスキングします。
ここは小さい箇所のため、マスキングが難しいと思います。
ですのでレクス付属のシールをマスキング代わりにしてしまいましょう!!
基本的にガンプラを塗装するにあたっては付属のシールは必要ありませんが、こういったときに使えたりします。
捨てずにととっときましょう!!
ちなみにワタシはここで1日目を終了しました。
テール部・肩パット(青部)はマスキング箇所が小さく少ないため、連続して作業を行っていますが、脚部や腰部・手部などはマスキング作業が大変なため、一度ここで区切ったほうが良いでしょう。
この後、後片付けを行い所要時間としては1時間半くらいでした。
さて、次の日に向けてマスキング作業を行ってしまいます。
上で塗料を塗った部品はさすがにもう乾いているはずですので、これらの部品をマスキングしていきます。
マスキングのコツとしては、
・マスキングテープはなるべく大きく貼ること
・デザインナイフの刃は新品に取り換えること
以上です!!
特にデザインナイフの刃は作業前に必ず新品に取り換えてください。
切れ味の悪いデザインナイフではキレイなマスキングは不可能です!!
まずはマスキングテープを大きく張ります。
カットするラインをつまようじなどでなぞります。
デザインナイフでキレイに切り取ります。
デザインナイフの切れ味が悪いとカット面がギザギザになり、塗装後も同じようにギザギザになってしまいます。
さらに、切れ味が悪いと力を入れすぎてしまうためプラ側に傷をつけてしまうことも多々あります。 それらを避けるためにも デザインナイフの刃は作業前に必ず新品に交換しましょう。
他の箇所も同じようにマスキングをしていきます。
マスキング前
マスキング後
・・・写真だとマスキングテープが少し浮いてしまっています。
塗装前にしっかりと貼り直しました(苦笑)
それでは次にスカーレットを塗ります。(ワタシはここから二日目です。)
ここもそんなに多くはないですが、口部、胸部(鉄火団ロゴ)、股間部はそのまま塗ります。
足部(前)はつま先をマスキングして塗ります。
ここでサフ ヘヴィを吹く予定ですが、今回はワタシの心変わりでちょっと サフ グレーを吹いてみたいと思います。
フレームの一部と外装の一部をライトグレーで色分けしたいなぁと思ったからです。
肩部の白部品・脚部・足後ろ部・内部フレームの肩部・腕部関節部をライトグレーで塗ります。
そして、最後にサフ ヘヴィを吹きます。
フレーム部はある程度組みつけた状態で吹いています。・・・が関節部などは曲げた状態と伸ばした状態の二度にわたりサフ吹きをして、吹き忘れが起きないように注意しましょう。
手部はマスキングをしての色塗りになりますが、ここはマスキングが結構大変なので気合をいれて頑張りましょう!!
最後に先ほど内部フレームをライトグレーで塗った箇所をマスキングして塗り分けます。
以上でサフ・塗装は終了になります。
マスキング部をはがして、しっかりと塗装できていれば完成です。
次回は、スミ入れを行います。
ここまで来たらあと一歩で完成となります。
もう少しお付き合いいただければと思います。
それでは・・・
次回を待て!!