初心者向けガンプラ改造術 HGUC 1/144 バーザム 頭部改造編

ついにやってきました!!

HGUC バーザム 改造編でございます。

レビューでも述べましたが、いや~ 良い出来ですね!!

マジであんまり改造するところ無いんですよね!!

・・・うれしいんだか、うれしくないんだか(苦笑)

正直、素組に艶消しスプレー吹いただけでもかなり良いものができると思いますんで、購入を検討されている方は複数買いでOKです!!(笑)

では、さっそく頭部の改造を行っていきます。

その1:とさか部の安全対策除去 + パーティングライン消し

いつもお馴染みの安全対策をカットします。

今回はご丁寧にカット位置がしっかりと示されています。

(写真の赤〇の中のモールド部)

ですので、ニッパーにてその位置できっちりとカットします。

カット跡はどうしても白化してしまうので、

いつも通りペンサンダーにヤスリを付けて、No.240→400→800の順でヤスリがけをします。

詳しいペンサンダーを使ったヤスリがけの方法は

<2017年9月 内容更新> 今回はガンプラをスクラッチするために必須な工具であるヤスリについて解説します。 ヤスリは「紙ヤスリ...

を参照してください。

また、このラインにはパーティングラインとニッパー跡も出ています。

No.400・800のヤスリでヤスリがけをしてキレイにしてしまいましょう。

以下の写真のようになれば作業完了です。

その2:ヒケの処理

・・・今までヒケの処理については特に触れてきませんでした。

個人的に行ってはいたのですが、初心者向けということもあり 「初心者向けにそこまでやる必要はないかな?」 という思いもありましたので特に重要視していませんでした。

正直 ツヤ消しにて作成する場合、ヒケ処理の労力に見合った結果は出にくいと思っています。

ヒケ処理はだいぶ手間がかかるので ヒケ処理をするのがイヤになってプラモ作成までイヤになる といった悪循環に陥るくらいなら

やらないほうが良い!!

と思っています。

ですので、下の記事を読んでもらって

「ここまでやりたくねぇよ・・・」

って人はやらなくても良いと思います。

まぁバーザムについては本当に出来が良くてほとんど処理をする箇所が無いため、それだったら今回は試しにヒケ処理を行っていつもに比べてどのくらいキレイになるか?

をテーマにヒケ処理の方法を明記したいと思います。

ちなみにヒケとは

「プラモの作成工程において熱して溶かした材料(プラ材)を金型に流し込んで成型する際に発生するへこみである。」

というものです。

具体的には、平らな面の裏側に出っ張りがあると、プラ材が冷える際に出っ張った方に収縮し平らな面がへこんでしまいます。

最近は技術が向上し、ヒケも少なくなっていますが完全になくなっているわけではありません。

以下の写真を見てください。

バーザム胴体の背面パーツの向かって左側をNo.400のヤスリで軽くヤスリがけしています。

そうするとヤスリがけが出来ている箇所と出来ていない(ヤスリが当たっていない)箇所がでてきます。

この出来ていない箇所が ”ヒケ” になります。(上の写真の赤〇の箇所です。)

パーツをひっくり返してみると

説明に書いた通り凸部(でっぱり)の裏側にヒケができています。

「ヤスリがけが大体できたな」なんて思って、このままNo.800のヤスリにてヤスリがけを行うと表面にヤスリがけがで出来た個所と出来ていない箇所が現れます。

そのまま塗装を行うと、面が均一ではない(凸凹している)ため、光が当たった際にその部分がへこんで見えてしまいキレイに見えなくなってしまいます。

そのためNo.400のヤスリでさらにヤスリがけを行い、以下の写真のようにヤスリがけができた個所とできていない箇所ができないようにします。

要は全体にヤスリがけが出来ている状態ですね。

その後、No.800のヤスリにて同じく面全体をヤスリがけして仕上げます。

そうすることで、面が均一となり、へこみがなくなり光が当たった時にキレイに見えます。

いつもより長めにヤスリがけを行う必要があるので、人によっては面倒くさく感じてしまうかもしれませんので、この辺りは自分でどこまでやってみるか調整してみましょう!!

上の方で艶消しにて仕上げる場合には効果が薄いと書いたのは、艶消しの場合には光が当たった際に光の反射がほぼ無いのでわかりにくいためです。

また最近のプラモはそんなに大きな(深い)ヒケは無いためサフや塗装を行っているときに埋まってしまう可能性もあるためです。

昔のキットはパテで盛り付けないと消えないような深いヒケが結構ありました・・・

が最近のキットは見かけなくなっています。

HGでは大きいヒケがあるのはネオジオングくらいでしょうか(笑)

バーザムの頭部にも以下の写真の赤線内に小さいですがヒケがありますので、丁寧に処理してみましょう。

キレイにヒケが消えれば処理は完了になります。

その3:ニッパー跡の処理

以下の箇所にニッパー跡が出ますので丁寧に処理しましょう。

ペンサンダーにNo.400・800のヤスリを付けてNo.400→800ヤの順にヤスリがけをします。

表面がツルツルになれば作業完了です。

以上で3項目で頭部の改造は完成です。

実質、安全対策の処理くらいしか行っていません。(笑)

ですので時間はあると思いますので、今回は思い切ってヒケの処理を行ってみてはいかがでしょうか?

一度やってみないと自分にとって必要かそうでないかの判断は難しいかと思います。

他の部位についても大きな改造箇所は無いので、レベルアップを兼ねて一度お勧めします。

では、次は胴体の改造を行います。

それでは・・・

次回を待て!!

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
関連コンテンツユニット



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク