プレミアムバンダイからTwilight AXISに登場の「あの人」のために作成された赤いザクIII改が発売されました。
トリスタンのときもそうでしたが、あまり良いキットとは言えません・・・
その辺りも込みでお読みください。
では気を取り直してレビューを行っていきます。
まずは箱から
プレバン特有の単色箱でした。
それでは製品本体です。
シールはモノアイのみ使用しています。
アップにて
うーん微妙(笑)
四方からぐるーりと
まぁキット自体は1999年発売のもの(18年前!!)とのことですので、造形的にはまずまずかな?ってところです。
可動は現代の目で見てしまうとかなり厳しいものになっています・・・
まず首は上下には動かないと思ってもらって構いません。
腕部
肩は45度 肘は90度程度です。
腰部はそれなりにスイングできます。
ただしバックパックが重いのか、脚部がしっかりしていないのかあまりそらせると転びます・・・
バックパックそんなに重くないんですけどねぇ?
股関節は下の写真の位置までしか開きません。
素立ちみたいですね(笑)
片膝立ちですが・・・・
当然できませーん(笑)
ってか上の感じくらいにしか脚は曲がりません!!
結構厳しいです!!
ビームサーベルを構えて
・・・今回これにちょっとビックリしたんですけど、わかりますかね?
ビームサーベルがクリアパーツじゃないんですよ!!
HGUC発売当時は普通のプラだったんですね?
しかも基部と一体成型・・・
危うくランナーと間違えて捨てるところでした(笑)
技術?の進化を感じられる箇所です。
ポーズを付けて何枚か
可動域が少ないとポーズを付けるのが難しいですね・・・・
ちなみにフロントスカートのビームキャノンは可動式です。
ギリ持てます。
・・・大体こんな感じです。
写真を見ていただいた中でフロントアーマーに結構な隙間が出来てしまっていたと思うのですが、金型の経年劣化なのか元からなのかわかりませんが、ココはくっつきません(泣)
上部の黒いパーツもパカパカ外れます・・・
また、いたるところでパーツのかみ合わせが悪いです。
ひどいのはリアアーマーで
ぜんぜん有ってねぇ!!
・・・最初に書きましたが、20年近く前のキットであるため、現在の目線で見るといろいろと問題があるキットです。
っと書いておいてなんですが、個人的にはその辺はあまり問題視していません。
金型の劣化や機構の進化などは有って然るべきですし、プレバン発売ってこともあってホントに欲しい人しか買わないでしょうから目をつぶれます(笑)
コイツもトリスタン同様ガンガン改造しますしね!!
ただし、ホントの問題点は下です。
・・・新規パーツゼロ!!
まじかよ!!
このキットはザクⅢ改 + ザクⅢ + ギラドーガのDパーツにて構成されています。
買い忘れた方は上記3キットを購入して全塗装すれば同じキットが作れます!!
・・・てバカ!!
・・・すみません、取り乱してしまいました・・・
でもさすがに新規パーツが何にも無しの0ってのはプレバンでもどうなの?って感じです・・・・
以下ランナーです。
ここまではザクⅢ改 + ザクⅢのパーツ(切り返しで削除されずに両方のパーツが付いています。)
ギラドーガのDパーツです。(ビームマシンガン用)
見てもらえればなんとなく想像できると思いますが、すげぇパーツあまります(笑)
ザクⅢ改用ビームライフルやザクⅢ用ビームライフル・ギラドーガ用ビームライフルはまんま余ります。(今回これらの武器は使われるんですかね?)
このキットは正直受注タイミングが悪かったんじゃないかと思います。
アニメ作品が終わった後くらいに作品を見て、欲しくなった人が購入できるタイミングでプレバンで出れば また違った見方もできたかと思います。
作品が始まる前のタイミングですと、「今回逃したらもう出ないかも?」って思いで購入している方が多いと思うので、このキットを作っても良い印象が持たれないんじゃないかなぁと思います。
作品での思い入れって結構大切なところだと思うんですが、いかがでしょう?
まぁそんな訳で、このキットも相当気合のいるキットであることには間違いないです!!
ワタシはトリスタンが終わり次第 改造に移っていきます。
今回はオリジン版のザクⅡとのミキシングの予定です。
最新のキットを使ってアップデートしまくりますので、しばらくお待ちください。
それでは・・・
次回を待て!!