それでは今回から HGIBO ガンダムアスタロトリナシメント の改造を行っていきたいと思います。
鉄血のオルフェンズ外伝 月鋼 第2期 の「主役機」ですので気合が入りますね!!
なんか最近は初心者~中級者向けの改造を行っている気もするので題名から初心者を外していますが、作業自体は今までと同じ感じで進みますのでこれまでの改造を行ってきた方は問題なく作業できると思います。
それではさっそく改造に入っていきたいと思います。
まずはいつも通りの改造ですね。
アンシンメトリーなアンテナですが、どちら側にも安全対策が施されています。
(向かって右側の大型アンテナ部は裏側に小さめな安全対策があります)
アスタロトリナシメントのアンテナは最初からかなり薄くシャープな作りになっていますが、コイツを取らないと台無しです!!
さっそく取ってしまいましょう。
いつもはニッパーで大まかにカットしてからヤスリがけをしますが、アスタロトリナシメントのアンテナは安全対策の取り付け位置がカットしづらい位置についているので、今回はペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをして削り取りましょう。
最終的にこんな感じにしました。
オモテ面
ウラ面
設定画上ではもう少し角張っていますが、個人的な趣味でツンツンにしています。
全身ツンツンにしていきたいと思います(笑)
HGIBO ガンダムアスタロトリナシメント の頭部を見ると個人的になんか違和感を感じます・・・
違和感を感じる正体は多分コレが一番大きいんじゃないかと思います。
フェイス部に比べてそれを取り囲むヘルメット部が大きすぎるんだと思います。
写真のように、頬部は製造の関係かかなり厚くなっていますし、トサカ部も必要以上に大きくなっていると思います。
ですので、ココを削り取ってヘルメット部を極力小型化していきます。
まずは頬ガード部を削り込んでいきます。
意外と削る量が多いので今回はペンサンダーにNo.240のヤスリを付けて形状出しをしましょう。
形状出しが終わったらNo.400→800の順番にヤスリがけをしてキレイにしましょう。
写真の左側は削り前で、右側が削り後です。
パーツオモテ面・ウラ面両方から削り込んでいます。
かなり小さくなっているのが分かると思います。
頬ガード白いパーツのモールドは後で掘り直すのでモールドごと削ってしまってもOKですが、赤パーツはモールドを削り取らないように注意してください。
(若干複雑なモールドのため掘り直しが面倒になります・・・)
次にトサカ部を
写真のように、まずは赤〇で囲った部分(トサカの一番上の部分)を段差があるギリギリまで削り込んでいます。
これで上側1mm程度削れます。
次に青点線の位置でサイド方向を削っています。
これは視覚効果として小さく見えるようにしています。
お次はトサカパーツの取り付け位置を下に下げる改造を行います。
ヘルメット部を下の写真の位置までペンサンダーにNo.240のヤスリを付けて削ってしまいましょう。
その後、トサカ部の裏側もペンサンダーにNo.240のヤスリを付けて削ってしまいます。
・削る前
・削り後
これでだいぶトサカ部を下側に取り付けることが出来るようになります。
HGIBO ガンダムアスタロトリナシメント の頭部の違和感その2を修正していきます。
顎の形状ですね。
設定画を見ますと多分逆三角形「▽」だと思うんですが、プラモだと台形型なんですよね・・・
ですのでココを逆三角形「▽」に形状変更していきます。
まずは顎の赤パーツに1.0mmのプラバンをセメントで貼り付けます。
ニッパーで適当なサイズにカットして、ペンサンダーにNo.800のヤスリを付けて形状出しをしましょう。
上の写真のようになれば作業完了です。
その2にて頬ガードの白いパーツにあったモールドを削ってしまったため、まずはそれを復活させます。
スジ彫りにはBMCタガネの0.3mmを使用しています。
・BMCタガネ 0.3mm
・スジボリ用ガイドテープ 3mm
合わせて、赤いパーツにもスジ彫りを追加してしまいます。
このパーツはツルツルで密度感が薄く感じたためちょっとモールドを追加しました。
・・・こんな感じにしてみました。
合わせてヘルメット部の〇モールド(上の写真の青〇部)にもコトブキヤのモデリングサポートグッズ プラユニットP111 マイナスモールド IIを使用して少しモールドを追加しています。
ほとんど見えないところなので気になる方のみ行ってください。
以上で頭部の改造は完了となります。
すべての部品をくっつけると・・・
こんな感じになると思います。
違和感はかなり払拭できたんじゃないでしょうか?
この調子で他の箇所もガンガン改造していきます!!
それでは・・・
次回を待て!!