MG ガンダムNT-1 Ver.2.0 → MG ガンダムAN-01 トリスタン 腕部改造 「話は・・・それからだ!!」

MG ガンダムNT-1 Ver.2.0 → MG ガンダムAN-01 トリスタン 改造

第4回目は意外と?大変な腕部の改造です。

改造始めるときに書いていますが、肩部はマークⅡより拝借し、それ以外はアレックスのモノを使用しています。

接続形式の違いなどがあり、少々戸惑いましたが何とか改造出来そうです(汗)

それでは改造方法詳細です~

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その1:肩部接続方法の変更

トリスタンとアレックスでは肩部の径が違っています。

そのため、そのままでは取り付けられません(泣)

ですので、一部形状を変更して対応します。

まずはマークⅡの肩アーマーを取り付けられるようにします。

アレックスの腕~肩の接続のポリキャップは5.5mm マークⅡの肩アーマーの〇穴径は5mmと0.5mmの差になっています。

肩アーマー側の径を大きくしようとした場合、このサイズの径になってくるとピンバイスでは無理なのでドリルを使うことになりますが、0.5mmの幅増し 且つ 肩アーマー接続部が薄いこともありドリルで穴を広げようとすると破損する可能性がかなり高いです・・・・

そのため今回はポリキャップを薄くする方法を取ります。

デザインナイフでポリキャップの周りを少しずつ薄く削っていき肩アーマーの径に合うように調節していきます。

下の写真のようにマークⅡの肩アーマー接続口にポリキャップがしっかりとはまればOKです。

合わせてアレックスの胸部側の接続凸部も一部改造します。

アレックスの胸部側の接続部は凸部が一部隠れている形状になっているためこのままですと差し込みが浅くなってしまいます。

ですので上の写真の赤点線部で外側をエッジングソーにてカットし凸部を露出させます。

こうすることでしっかりと接続できるようになります。

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その2:肩アーマースラスター形状変更

お次はある意味本番の肩アーマーの形状変更です。

これはHGUC版の改造でも行いましたね(笑)

似ているようで結構違うマークⅡとトリスタンの肩部形状ですが

マークⅡの肩アーマーを改造してトリスタンの肩アーマーの形状に合わせていきます。

まずは外側のスラスター部ですね。

ちなみにトリスタンにはイエロー部のようなディテールは無いのですが、今回はこのディティールを生かしてディテールとしています。

トリスタンのスラスター部はマークⅡに比べ短いです。

ですので上の写真の赤点線部でエッジングソーを使いカットしていきます。

カットした面はペンダンサーにNo.240のヤスリを付けて磨いておきます。

初めて本ブログをご覧になった方は以下の記事を見てペンサンダーの使い方を確認してみてください。

<2017年9月 内容更新> 今回はガンプラをスクラッチするために必須な工具であるヤスリについて解説します。 ヤスリは「紙ヤスリ...

ペンサンダーはヤスリがけを簡単に行えるようにする機材になります。

ココに1.0mmのプラバンをタミヤセメントで貼り付けて出来た穴を埋めます。

キットとプラバンの間に隙間が出来ているようでしたら隙間に液体の瞬間接着剤を薄く流し込み、その後さらにアルテコ瞬間接着パテを盛ります。

アルテコ瞬間接着パテが硬化したら、ペンサンダーにNo.240のヤスリを付けてツライチになるように磨いていきます。

キレイにツライチになったらペンダンサーのヤスリをNo.400→800に変えてツルツルになるまで磨けばOKです。

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その3:肩アーマー形状変更

お次は肩アーマー自体の改造です。

マークⅡの肩アーマーは以下の写真の通り上側の出っ張り及び下胸部側の角度がトリスタンの肩アーマーとは形状が違っています。

下側の角度はペンダンサーにNo.240のヤスリを付けて削りだして角度を調整します。

合わせて上面の不要な場所をエッジングソーにてカットします。

上面に穴が空いてしまうのでアルテコ瞬間接着パテを固めに作って埋めます。

ココにその2にて作成したスラスターを取り付けます。

正面から見れば完成しているようにも見えますが、当然上側は大きく穴が空いてしまうので にカットした1.0mmのプラバンを貼り付けて塞ぎます。

これにて肩部は形状修正完了です!!

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その4:下腕部形状変更

ココも形状が大きく違いますが、アレックスの下腕をベースとして改造していきます。

アレックスの下腕部にプラバンを貼り付けて形状修正しましょう。

まずは下のように方眼紙に下書きをしたものを

カーボン紙にてプラバンに写し取りデザインナイフでカットしています。

赤線部は1.0mm青線部0.5mmのプラバンにて作成します。

コレをアレックスの下腕にタミヤセメントで貼り付けます。

ぱっと見それっぽくなりました(笑)

当然隙間が出来るので、下腕部の内側に同じく1.0mmのプラバンを以下のサイズにカットしたものを貼り付けて蓋をし、手首側は可動域を殺したくないため隙間にエポキシパテを詰め込んで形状を修正します。

ガトリングガンの取り付け部の〇モールドは邪魔なためエッジングソーにてカットしてしまいます。

これにて可動域をそれほど殺さずに形状の修正が可能となります。

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その5:甲部の形状変更

合わせて下腕の甲部の形状も修正していきます。

こちらもアレックスとは形状が違いますが・・・

コレ、アレックスの甲パーツを逆さまに接続することでそれらしい形状にすることが出来ます!!

肘部側の半円型のモールドは1.0mmのプラバンをタミヤセメントで貼り付けて埋めてしまいます。

こういった曲線を埋める場合はどうしても隙間が出来てしまうのでセメントが硬化した後隙間に液体の瞬間接着剤を薄く流し込み、その後さらにアルテコ瞬間接着パテを盛り埋めてしまいましょう。

肘側の凸パーツはさすがに存在しないので1.0mmのプラバンよりスクラッチして貼り付けています。

以下の形状にカットしたプラバンを6枚ほど重ねて作成しました。

・・・意外と重労働でした(苦笑)

これによりガトリングガンの展開も可能となっています。

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以上にて腕部改造完了です。

ココの改造はちょっと難しいですね~

時間がかかってしまいました・・・

しかしここまでくると完成が見えてきます!!

残るは脚部・バックパック・シールドですね。

脚部はそれほど難しい改造は無いのでサクッと進めると思います。

次回は脚部の改造ですので少し落ち着けますね(笑)

今回の改造をじっくりと進めてください。

それでは・・・

次回を待て!!

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