残すところ腕と脚のみとなってきました。
今回は腕部の改造を行っていきます。
まずは肩部の合わせ目消しを行っていきます。
このパーツはもともと後ハメしやすいような構造になっています。
最近のガンプラはこういった改造しやすい構造になっていてくれるため、大変助かります。
写真の紫のパーツをセメントでくっつけてしまいます。
セメントは接着箇所 すべてにたっぷり塗ってください。
どちらか片側の部品のみに塗るとセメント量が足りなくて合わせ目がキレイに消えなくなります。
セメントを塗ったら30秒~1分程度放置します。
これはセメントを塗った箇所を溶かすためです。
セメントはプラスチックを溶かす効果がある溶剤です。
溶けたプラスチック同士が再度固まることによって別々の部品を一つにくっつけます。
そのため、合わせ目消しを行う際には多めにプラスチックを溶かすことを目的としてセメントを多めに塗ります。
上の写真のように部品をくっつけた際に外側にプラスチックがはみ出してくればOKです。
1日程度放置してセメントが硬化したらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
その後、スジ彫りを追加します。
前半分のみ赤線を引いています。
スジ彫りは
赤線は0.3mmのBMCタガネ
を使用しています。
今回使用するスジ彫り道具は
・BMCタガネ 0.3mm
・BMCタガネ 0.5mm
・BMCタガネ 1.0mm
・スジボリ用ガイドテープ 3mm
・スジボリ用ガイドテープ 6mm
・ピンバイス 1.0mm
を使用しています。
(現在使用していないものはその2以降で使用します。)
それでは最後に後ハメ加工を行います。
紫色のパーツの裏側にあるピンを写真のようにカットします。
カットはニッパーで行えば問題ありません。
白いパーツに取り外しができることを確認したら作業完了です。
それでは、上腕・下腕ともにスジ彫りを追加しています。
スジ彫りは
赤線は0.3mmのBMCタガネ
青線は0.5mmのBMCタガネ
緑丸は1.0mmのピンバイス
を使用しています。
緑丸の箇所はまず0.5mmのBMCタガネで直線を引いた後、その先端に1.0mmのピンバイスで穴を空けています。
線を消すとこんな感じですね
腕自体のスジ彫りはさほど多くありませんが、両面 + 左右で4か所同じような作業を繰り返すのでイライラしないようにゆっくりと進めてください。
合わせて、手の部分をビルドナックルズ丸の平手に変更しています。
イフリート・シュナイドは近接戦闘用の機体なのでこれは結構似合うと思います。
左腕に取り付ける小手?部にREと同様のスジ彫りを追加します。
赤線は0.3mmのBMCタガネ
にてスジ彫りを追加しています。
線を消すと
こんな感じです。
ここは1パーツなので、すぐに終わるかと思います。
ヒート・ダートが付くとあまり見えなくなるため効果が薄いことろではありますが、今回は手を抜かずに追加してみました(笑)
腕部は以下の箇所にニッパー跡が出ます。
しっかりとヤスリがけを行いましょう。
No.800のヤスリで十分対応可能かと思います。
ここもスジ彫りを行った箇所にヤスリがけを行ってけば立ちをしっかりとってく
いつもは最後に行う武器類の改造ですが、ヒート・ダートについてはココで処理しちゃいます。
行う処理は先端のシャープ化とニッパー跡の処理となります。
ヒート・ダート先端は安全対策のためだと思いますが、かなり丸まっています。
ですので下の写真くらいまで尖らせてしまいましょう!!
尖らせるときはペンサンダーにNo.240のヤスリを付けてゴリゴリ削ってください。
特にクリアパーツはかなり削りづらいので根気よく作業しましょう。
合わせて、基部のニッパー跡も処理してしまいます。
こっちはペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてキレイしてください。
写真の赤〇の箇所ですね。
以上で処理はすべて完了しました。
処理した腕部を今までのパーツに取り付けると・・・
良い感じになってきました!!
ポーズは「俺の右手が光って・・・」的ですが、スジ彫りを良く見せたためのポーズです。
他意はありません(笑)
残りは脚部とジャイアント・バズのみです。
次回で一気に処理しちゃいます。
もうしばらくお付き合いください。
それでは・・・
次回を待て!!