レクスの脚部改造も今回で最後になります。
改造箇所は足部です。
その1:肉抜き穴を埋める ~パテ・アルテコにて~
では、まずは以下の箇所の肉抜き穴を埋めていきます。
まずはポリパテ:パテ革命モリモリ
を使用して大まかに埋めます。
・・・写真のように本当に適当でいいです。
この後アルテコを上から盛るため0.5~1.0mm程度ならへこんでいても、表面が荒れていても問題ありません。
ポリパテが乾いたら(ワタシはここで一日程度放置します。)、その上からアルテコを盛ります。(アルテコは表面張力で盛り上げる程度には盛ってください。)
乾燥したら、ヤスリNo.120・240・400・800の順で整えます。
以上で完了となります。
ここで、なぜポリパテ→アルテコと2種類のマテリアルを使用して穴を埋めているのかを説明します。
もちろんポリパテのみで穴を埋めて、ヤスリで整えればそれだけでもきれいに穴は埋まります。
ただし、ポリパテは時間とともにかなり収縮してしまい、数か月たつと剥がれてきてしまうことがあります。(今回で言うなら、足の裏の肉抜き穴の形でポロっと落ちてくる感じ)
私は何度かそれを経験しています。
特に社会人ですと、なかなか毎日作業できる時間を取るのは難しいためガンプラ一体を作成完了させるのに数か月かかることはざらにあると思います。
そのため、このような現象はたまに起こると思います。ですので、なるべく作り直しが発生しないように2段階の処理を行っています。
同様にアルテコのみで埋めてしまいヤスリをかければ、それでいいんじゃね?と思われるかもしれません。
実際にはその通りです。アルテコは接着剤成分があるため数か月たってポロリといったことはほぼ発生しません。ただし、値段が高いといった欠点があります。今回の肉抜き穴はさほど大きくはないためアルテコのみで蓋をしてもなんとかなります。ただし肉抜き穴が大きなところは大量にアルテコを使用しなければならないため、お金に余裕のある方のみ行ってください(笑)
その2:肉抜き穴を埋める ~プラバンにて~
以下の2か所の肉抜き穴をプラバンにて処理していきます。
まずはココから
これは0.3mmのプラバンで蓋をするだけでよいと思います。
乾いたら、ニッパーで適当なサイズにカットして
プラバンが薄いので、ヤスリはNo.240・400・800の順で整えて完了です。
お次はコチラ
ここはプラバンでふさいで、ディティールを追加していきたいと思います。
設定画を見ると・・・白一色ですね・・・
1/100 は・・・灰色ですねぇ・・・・
はい!!個人的に灰色を採用!! あとディティールはでっち上げます!!
まずは採寸をします。
そしたら、方眼紙にその形を書き込みディティールも合わせて書き込みます。
0.3mmのプラバンに外周とディティールの両方を別々に書き写します。
詳しいやり方は
を参照してください。
それをカットし、接着します。
以下の写真の青丸部にあるでっぱりをデザインナイフでカットします。
以下の赤塗りの箇所にセメントを塗り、作成したプラバンを貼り付けます。・・が
このとき、加工したプラバンがしっかりと収まるか、確認してください。
今回作成したサイズを切り出したとき、ワタシは若干大きかったです。
そのためサイド部をNo.120のヤスリで削ってちょうど良いサイズに合わせてから接着しています。
ある程度乾燥したら(5分くらいたったら)、写真のようにフレーム部と外装部を外して乾燥させたら完了です。
その3:エッジを尖らせる。
以下写真のアンクルガードの上側が安全基準のためなのか、成形上の問題なのか、微妙な形状になっています。
上から見ると尖っていない
下から見ると厚くなっている
なので、先端を尖らせて、かつ厚みを薄くします。
ヤスリNo.120・240・400・800の順で処理しましょう!!
その4:ニッパー跡の処理
足部は結構目立つ箇所にニッパーの切り口とパーティングラインがあります。
以下の箇所はすべてヤスリNo.240・400・800の順で処理しました。
以上で足部含め脚部すべての処理が完了となりました!!
次回からは、腕部に突入します・・・と言いたいところですが、胸部(首含む)で一部やり残したことがあったので、そちらを行ってから腕部に突入します!!
腕部は大掛かりな改造(腕の延長処理)を行うため、時間が若干かかると思います。
のんびりお付き合いくだされば、うれしいです。
それでは・・・
次回を待て!!