HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス (デストロイモード) (ナラティブVer.) [ゴールドコーティング] !!
今回で改造は完了です。
前回改造は基本的に完了していますので、今回は塗装以降のことを明記していこうと思います。
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通常は処理としてすべてのキットで共通してしまうため、あまり書かないことなのですが、HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス (デストロイモード) (ナラティブVer.) [ゴールドコーティング](笑)は書くことが少ない関係もあり、少し明記していこうと思います。
塗装時の下地にはサーフェイサーと呼ばれる下地材を塗装面に塗ります。
コレは下地を均一な色にするため・下地に残った小さな傷を消すための大きく2つの狙いがあります。
ワタシは基本的に以下の二つのサーフェイサーを使用しています。
・ガイアノーツ GS-02 サーフェイサー エヴォ ホワイト
キットの色がホワイト・イエロー・レッド・ブルーなどの薄めの色の場合は上のサフを塗っています。
・ガイアノーツ モデラーズプロデュース NAZCAシリーズ メカサフ へヴィ
キットの色がグレー・紺・黒などの濃いめの色の場合はコチラを使用しています。
特にメカサフ へヴィについては色がフレーム色にすでに色調されているため、スミ入れをせずに艶消し仕上げをするつもりであればそのままでも良いというのが優れたところです。
人によっては上記サーフェイサーに各カラーを混ぜて独自の仕上げ色にしている方もいらっしゃいます。
今回は改造編 その2・3・4で使用したパーツ(メッキ及びクリアパーツ以外)に、このガイアノーツ モデラーズプロデュース NAZCAシリーズ メカサフ へヴィを塗っていきます。
各パーツはクリップやつまようじなどで固定してサーフェイサーと薄め液を1:2で割ったものを吹きかけていきます。
上の写真のような感じですね。
もちろん最近は専用のクリップなんかが売っていますのでソチラを使用するのも良いでしょう。
このまま1日程度乾燥させるのが理想ですが、8割方は5分~10分程度で乾燥してしまいますので、マスキングをするような箇所が無ければそのまま塗装に移っても良いと思います。
マスキングをして塗り分けるような箇所は完全に塗装が乾いていないとマスキングテープに塗装が付いてしまい最初からやり直しなんてことになりますので、しっかりと1日程度は乾燥させるようにしましょう。
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ココからは実際の塗装です。
・・・と言っても今回はそれほど塗装する箇所は無いですね(笑)
先ほども書いたようにフレームはそのままの色でも問題無いと思われた方は特にパックパックと足部・バーニアくらいしか塗装する箇所は無いですね。
塗装時には各色と薄め液を1:1 で割ったものをエアブラシで吹き付けています。
上の写真ですね。
エアブラシについては以下の記事に詳細が明記されていますので、一読していただければと思います。
各カラーの希釈率は実際問題、色によって少しずつ変えています。
これは各メーカー・各色で粘性や塗料の乗り具合が大きく違うためです。
ワタシの個人的感覚で言いますと、青系や黒系は色と薄め液を1:1にて
白系や赤系は色と薄め液を1:1.5くらいで割ります。
この辺は少しずつ自分のやりやすい粘度を探すしか無いと思いますので参考までに。
塗装が完了したら今度はスミ入れ・デカール貼りを行います。
そのまま1日程度乾燥させておきましょう。
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スミ入れは塗装完了後にエナメル塗料にて行います。
割合は塗料1:うすめ液9 くらいのシャバシャバな感じで行います。
スミ入れは毛細管現象を利用して流し込むため液がシャバシャバでないとうまくいきません。
また、スミ入れを行う箇所の塗装はかならず半光沢か光沢で行ってください。
艶消しの塗装の上からスミ入れを行うと毛細管現象が艶消し部にまでおこってしまい、滲みまくって見るも無残な姿になります。
ですので、サフなどの艶消しカラーを吹いた箇所にスミ入れを行う場合はサフ後に半光沢クリアか光沢クリアの塗料を塗ってから行います。
エナメル塗料は以下のパターンのものを使用すると良いと思います。
下地が白の場合:エナメル塗料 パープル
下地が黄・赤の場合:エナメル塗料 ブラウン
下地が青・緑の場合:エナメル塗料 ブラック
希釈液は以下のものを使用します。
これらを筆でチョンづけすると溝に沿って塗料が流れていきます。
・・・金メッキなので、かなり分かりづらいですね(苦笑)
フェイス部のへの字部分やアンテナ周りを意図的にはみ出させているのが分かりますかね?
この状態のまま1時間程度放置します。
1時間以上経ったら綿棒に希釈液を付けてはみ出した箇所を吹きます。
綿棒を希釈液に付けて・・・
そのままですと希釈液が多いので、ティッシュで拭き取ってからキットのはみ出した箇所を綿棒でなぞります。
はみ出した箇所のみ拭き取れると思います。
このようにスミ入れを行っていきます。
希釈液を綿棒からティッシュで拭き取るのは、パーツのワレを防ぐためです。
エナメル塗料の希釈液を大量にキットに付けると、ワレを引き起こす原因になります。
特にABSは顕著です。
可動指などの細かいパーツを多めのエナメル塗料などでスミ入れ→拭き取りすると、かなりの確率で割れます。
気を付けてください。
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今回はガンダムデカール RG ユニコーン用を使用しています。
使用するのは基本的にユニコーンマークのみです。
これはその5にて詳しく説明しますが、トップコートが関係してきます。
まずは使用するデカールをハサミでカットしましょう。
それを水で濡らしたティッシュの上に1分以上放置します。
ピンセットでデカールをさわり、動くようでしたらピンセットでデカールを持ち上げます。
コレを貼りたい箇所に持っていきます。
ピンセットで微調整をして貼りたいところに納まったら綿棒で余分な水分をトントンたたいて吸い取ります。
上記作業を必要な箇所分行います。
その後、1日程度乾かしたら作業完了です。
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今回はメッキキットと言うこともあり、メッキ部及びクリアパーツは光沢のトップコートを、
それ以外のパーツは艶消しにて仕上げています。
方法はその2で紹介している通りですので割愛しますが、注意点としてメッキパーツにはあまりトップコートをしないほうが良いということです。
最近のトップコートは性能が良くなってきてはいますが、どうしてもメッキが曇って見えてしまいます。
本来のメッキを保ちたい場合は、そのままで置いておくのが一番です。
今回はメッキ部はその4でデカールを貼り付けた一部のみにごく薄く塗っているのみです。
艶消し部はしっかりと塗っています。
メッキが曇ってしまうとかなり悲しいことになりますので、これには注意してください(苦笑)
それでは今回のHGUC 機動戦士ガンダムNT ユニコーンガンダム3号機 フェネクス (デストロイモード) (ナラティブVer.) ゴールドコーティング 改造はこれにて終了です!!
これからトップコートが乾き次第写真を撮影していきます。
明日にはお見せできると思いますので、少しだけお待ちください。
それでは・・・
次回を待て!!
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