それでは、ライトニングzガンダム サフ・塗装編 その2となります。
2日目の作業は
5:ウルトラブルー
6:サフ
7:サフ ヘヴィ
8:ブラック
9:スターブライトシルバー
10:スターブライトゴールド
前にも書きましたが、サフは艶消しのためスミ入れができません。
(滲んでしまってえらいことになります・・・)
そのためサフを吹いた箇所にクリアを吹いてスミ入れができる状態にします。
スミ入れの基本方法は以下の記事を参照してください。
クリアを吹き終わったらスミ入れを行います。
塗料が白・グレーの部品には エナメル塗料 パープル
塗料が黄・赤の部品には エナメル塗料 ブラウン
塗料がが青の部品には エナメル塗料 ブラック
希釈液は以下のものを使用します。
上の写真は胴部と胸部にスミ入れを行った後の写真です。
頭部の白いパーツにはパープルで、胸部の青いパーツにはブラックでスミ入れをしています。
例外として耳部ダクト内と見えづらいですが目の周りはブラックでスミ入れをしています。
スミ入れが完了したら、デカールを貼っていきます。
ここでちょうど新しいデカールが発表されました。
発売はもう少し先(2017/6)ですが、購入を考えている方は早めに予約されたほうが良いと思います。
ガンダムデカールは大きな量販店(ヨドバシなど)を除くとほとんど入荷されないのが現状です・・・
ワタシが住んでいるイナカのほうですとほぼ手に入りません。
また、通販などでも早々に売り切れてしまうケースが多いため、面倒でもデカールが必要な方は予約が必須かと思います。
同じくいつも書きますが、デカールに関しては一度に大量に買わないようにしてください。
劣化が激しく一年程度経ったデカールは水につけても割れてしまうことが良くあります。
(店先で買うときもずっと吊るされていたようなものは避けたほうが良いです・・・)
マークセッターなどで柔らかくする方法もありますが、なかなか難しく手間のかかる作業です。
1年以内で使い切れる量を目安に購入してください。
では腕部を例にデカールを貼り付けます。
まずはティッシュに水を含ませたものを用意します。
ビチャビチャくらいで良いです。
次に使用したいデカールをハサミで切り取り、先ほどのティッシュの上に置きます。
30秒~1分程度たったらピンセットでデカールを軽く触って動かしてみます。
動くようでしたら、デカールを台紙のまま置きたい部品の上に載せてピンセットでデカールを軽く押さえながら指で台紙を抜き取ります。
このとき、良い位置に置けなかった場合は、つまようじでデカールを動かしてみましょう。
動けばそのまま良い位置に移動させます。
(このときピンセットではなるべく動かさないようにしてください。デカールや塗装が傷ついてしまうことがあります。)
動かなかったら綿棒を水でビチャビチャに濡らしてデカールの上に水滴を付けます。
これで動くようになるはずなので、つまようじで良い位置に移動させたら水のついていない綿棒で水分を吸い取ります。
以上でデカール貼りは完成です。
これを貼りたい箇所分繰り返します。
デカールを貼れたら、1日以上乾燥させます。
その後、仕上げとしてトップコートを吹きます。
塗料はガイアカラー フラットベースを使用します。
もちろん艶有が良い方はそれ用のものを吹いてもらえれば問題ありません。
トップコートには以下の効果があります。
・塗装全体の質を均一にする
・塗装のハゲを防ぐ
・デカールの剥がれを防ぐ
塗装の質を均一化するのはなんとなくわかると思います。
塗料はものによって、艶有・半艶・艶消しとありますので、それを統一することで、見た目を良くします。
塗装のハゲを防ぐというのは全体を透明な層で覆うことにより、部品同士が当たったりした際の削れを防止する効果があります。
デカールも同様でつけたままですと、何かが当たったり、下手をしたら指で触っただけで取れてしまうような状態を透明な層で覆うことで回避します。
トップコートを行う際はある程度組み立てた状態で行っても問題ありません。
ワタシは頭部・胴体部・腕部X2・脚部X2・バックパック・武器に分けて塗りました。
以上で全工程が完了しました。
次回は完成品をお披露目できると思います。
お楽しみにお待ちください。
それでは・・・
次回を待て!!