頭部の改造も終わりましたので次は胸部と首の改造を行っていきます。
その1:首部の改造
まずは首部後ろ側の肉抜き穴を埋めます。
0.3mm厚のプラバンを適当なサイズにカットしセメントで貼り付けます。
1日程度おいてセメントが乾いたらニッパーにてカットし、ペンサンダーに取り付けたNo.240・400・800のヤスリでヤスリがけをします。
合わせて首部の延長処理を行います。
以下の箇所でパーツをカットします。
カットには シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-R AL-K0 を使用しています。
カットした跡はNo.120のヤスリで軽くヤスリがけをしておきましょう。
カットしたパーツに3.0mm のプラ棒を取り付けて延長します。
今回は襟元の干渉が大きいため長めに1.5mmほど首の長さを延長しています。
延長処理時にはセメントでの接着だけだと強度に不安があるので1.0mmの真鍮線を通して強度確保を行っています。
セメントが乾けば首部の改造は完了です。
その2:胸部のディティールアップ
今回のZガンダムはアニメよりの作りのためかモールドが少なめになっています。
胸部もちょっと寂しい気がしますので、RGを参考にモールドを追加します。
分かりやすくするために左側半分に線を入れています。
ほぼRGまんまですが(笑)、モールドを追加しました。
今回もBMCタガネの0.3㎜を使用してディティールを追加しています。
合わせて、センターの赤いパーツにもZガンダムではよく見かけるアレを追加します。
厚さ0.25mm 幅1.0mmのプラバン(平棒)を貼り付けます。
胸部のディティールアップは以上となります。
その3:ニッパー跡の処理
写真赤〇の箇所を左右とも処理すればOKです。
それ以外にもニッパー跡は無くはないのですが、ほとんど見えませんのでそのままでも問題ないかと思います。
このZガンダムは本当によく出来ていて、合わせ目は武器以外ほぼ見えない(見えてもモールドとして処理されている)。
ニッパー跡に関しても極力見えないもしくは気にならないような位置にくるように出来ていています。
「技術の進歩ってスゲェ」と思わせてくれる良キットです。
それでもどうしても気になる箇所は出てしまうのですが、どんどん処理が簡単になってきていることは事実です。
今後、さらにこういった処理はしなくても良い、または簡単になっていくんでしょうね・・・・
BB戦士のタッチゲートなんかは良い例ですね!!
ホントに気にならないくらいになっています。
形状が複雑かつ細かい部品の多いHGなんかではまだタッチゲートは無理なんですかね?
そのうち出来てくるんでしょうけど・・・
それでは今回はこれですべての処理が完了となります。
次は腰部の改造を行っていきます。
胸部と同じくディティールアップがメインとなります。
ご期待いただければと思います。
それでは・・・
次回を待て!!