それでは今回が最後の改造となります。
残りの脚部 + ジャイアント・バズの処理を行っていきます。
腕部同様にそれほど多くはありません。
写真にすると・・・
前部はこんな感じ
後ろはこんな感じになります。
腿部を横から見ると
後ろ側が少し多めですね。
(前部と後ろ部は右半分にわかりやすいように線をいれています。)
スジ彫りは
赤線は0.3mmのBMCタガネ
緑丸は1.0mm・1.5mmのピンバイス
を使用しています。
今回使用するスジ彫り道具は
・BMCタガネ 0.3mm
・BMCタガネ 1.0mm
・スジボリ用ガイドテープ 3mm
・スジボリ用ガイドテープ 6mm
・ピンバイス 1.0mm
を使用しています。
スジ彫り自体は直線主体のため、今まで行ってきた方ならさほど難しくはないと思います。
ただし、上の写真の青〇部分のみ少し特殊な方法にて段落ち(凹)モールドとしています。
これはRE(1/100)イフリート・シュナイドのこの部分が台形型のアポジモーターとしてモールドが掘られているため、それに合わせて追加しています。
※写真はRE イフリート・シュナイドのものです。
ここは、まず真ん中に1.3mmのピンバイスで穴を空けた後、台形型にBMCタガネの0.3mmで外形を彫り込みます。
その後、まだ盛り上がっている内側をデザインナイフで丁寧にけがいていきます。
内側がキレイにへこんだら、穴に1.3mmのメタルパーツをはめ込んで作業完了です。
このメタルパーツは塗装後に接着します。
今は接着しないように注意してください。
最後に膝ガード部を一部形状変更してREに合わせます。
写真の赤線の位置でエッジングソー(シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-R AL-K03 )を使用しカットします。
左右2か所 + 両足分の計4か所同様の作業を行えば作業完了です。
残念ながらイフリート・シュナイドの足裏には肉抜き穴が存在します。
ですのでココを埋めてしまいます。
結構深い穴なので、最初にポリパテ(ウェーブ パテ革命 モリモリ)を使用してある程度まで埋めます。
1日程度放置してパテが硬化したら、その上からアルテコ(GSIクレオス Mr.SSP 瞬間接着パテ MJ200)を盛って穴をふさぎます。
アルテコが硬化したら、ペンサンダーにNo.240→400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
キレイになれば作業完了です。
脚部は以下の箇所にニッパー跡が出ます。
それなりに多いので丁寧に処理しましょう。
ヤスリはNo.800で十分ですのでペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてキレイしてください。
さて、これですべての処理が完了となります。
最後はジャイアント・バズの処理です。
まずは持ち手も後ハメ加工を行いましょう。
上記写真のようにエッジングソー(シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-R AL-K03 )を使用しカットします。
ジャイアント・バズ本体に差し込んでみて取り刺しできればOKです。
次は合わせ目消しを行いましょう。
ジャイアント・バズの本体はHGと言うこともあり、ど真ん中に合わせ目が来ます。
ですので下の写真の位置にセメントをしっかり塗って合わせ目を消します。
いつも通りムニュっとやっちゃってください。
写真のようにプラがはみ出ればOKです。
1日程度放置してセメントが硬化したらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
また、残りのパーツにはパーティングラインが出ていますのでこれもペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
上の写真の赤線の位置ですね。
さて、これで最後の処理となります。
ジャイアント・バズのスコープ部をディティールアップパーツに置き換えます。
ジャイアント・バズのスコープ部は別パーツになっているので、そのパーツにハイキューパーツ様のVCドームを2液性の接着剤で貼り付けています。
http://www.hiqparts.com/product/671
このパーツは一度取り付けると取り外せなくなるため塗装後に取り付けてください。
・・・これですべての改造が完了しました!!
後は塗装・スミ入れ・デカール貼り・トップコートをして作業完了です。
塗装以降については正直毎回ほぼおんなじことしか書くことが無いので、飛ばしてもいいかなぁ?とも思っています。
その辺含めてご意見いただければありがたいと思います。
今まで改造したパーツすべてをくっつけると・・・・
こんな感じです!!
・・・良い感じです(笑)
かなりREに近づいたと思います。
後は塗装・デカールでより密度感を増していきたいと思います。
そんな訳で次回はすべてを終わらせて完成品のお披露目が出来ると思います。
今しばらくお待ちください。
それでは・・・
次回を待て!!