HGUC 1/144 ブルーディスティニー2号機“EXAM” 早くも第4回です。
今回は腕部とバックパックの改造を行っていきます。
それではさっそく始めていきましょう!!
スポンサードリンク
ブルーディスティニー2号機“EXAM”(以下BD2号機)の肩パーツは1号機同様にフックが付いています。
成型上どうしようも無いのでしょうが、パーツが少々厚くなってしまっています。
ですので、このパーツを薄く作り直していきます。
・・・と言っても行うことは簡単で、現在のフックパーツをニッパーなどでカット後、1.0mmの真鍮線に置き換えるだけです。
詳細な手順としては・・・
①フックパーツをニッパーなどでカットする。
②カットした面をペンサンダーにNo.400→800のヤスリを順番に付けてキレイに磨く。
初めて本ブログをご覧になった方は以下の記事を見てペンサンダーの使い方を確認してみてください。
ペンサンダーはヤスリがけを簡単に行えるようにする機材になります。
③1.1mmのピンバイスで〇モールドから穴を空ける。
④〇モールドから真鍮線を通す。
⑤〇モールドに1.0mmのメタルボールを埋め込む
以上となります。
⑤は真鍮線の端を隠すため、および見栄えをより良くするために行っております。
さらに真鍮線をシルバーで塗装したほうが見栄えが良くなると思います。
スポンサードリンク
かなり出来の良いBD2号機のキットですが、残念なポイントの1つとして下腕に大きな合わせ目が出てしまっています・・・
ですので、この部分の合わせ目消しを行います。
合わせ目消しをするにあたって、同じくした腕部の内部パーツを一部カットして後ハメ加工可能なようにする必要があるので一緒に行っていきます。
まずは内部パーツをカットします。
下の写真を参考に突起部をニッパーなどでカットしてしまってください。
カットしたら、お次は合わせ目消しです。
①内部の突起パーツをニッパーなどでカットしてしまいます。(この時、上で作成した内部パーツがちゃんと通ることを確認してください。)
加工前
加工後
カットするのは左側のパーツのみですね。
②以下の写真の青線部分にセメントをたっぷり塗ります。
③30秒~1分程度放置します。
④パーツ同士をくっつけます。(セメントで溶けたプラスチックがはみ出してくればOKです。)
⑤1日程度放置して乾燥させます。
⑥接着面をペンサンダーにNo.400→800のヤスリを順番に付けてキレイに磨きます。
以上で合わせ目消しの処理は完了です。
内部パーツを通してみて正常に抜き差し出来れば作業完了です。
スポンサードリンク
腕部最後は、スジ彫りにてディティールの追加を行っていきます。
追加箇所は上の写真の位置になります。
分かりやすいように向かって左側にマーキングをしています。
まずは赤線で示したスジ彫りですが、ココはいつも通り0.3mmのBMCタガネにてスジ彫りを追加しています。
スジ彫りの注意点などについては
この辺の記事を見ていただければ分かると思います。
お次は青丸の箇所ですね。
ここは胸部追加改造でも行った1.0mmのBMCタガネにて長さ3mmのミゾを掘った後、厚さ1.0mmのプラバンを横0.75mm 縦2mmにカットして貼り付けています。
このプラバンは塗装orシールにてグリーン・レッドにて塗装して”EXAM”っぽくしてみます。
最後に緑矢印で示した肩アーマーに1.1mmのピンバイスにて穴を空け、面取りビットにて面取りを行いキレイに整えます。
そこに1.0mmのメタルポールをはめ込みディティールアップします。
上記作業にて腕部改造は完了となります。
お次はバックパックの改造に入ります。
スポンサードリンク
・・・と言っても行うことは1点のみです。
その2でも書いた合わせ目が出てしまう数少ない残念な箇所その2がこのバックパックとなります。
宇宙庁バックパックの上部スラスターですね。
モナカ割りとは言え、スラスター部を避けてくれているので処理自体は簡単です。
その2を見ながら以下の写真の赤線の位置にセメントを付けてムニュっと合わせ目処理してしまいましょう。
以上で、腕部とバックパックの改造も完了となります!!
これで残るは脚部と武器類のみですね。
あとチョットで完成です。
次回ですべての改造を終わらせて塗装に入る予定ですので、今しばらくお付き合いください。
それでは・・・
次回を待て!!
スポンサードリンク