全3回に渡って行ってきた「ムーンガンダム」胸部の改造も今回で最後になります。
今回は腰部の改造を行い、胸部すべての改造を完了させます。
ガンダムエース12月号にて大体の形状が分かりました。
ガンダムエース11月号ではあおり視点での1枚絵しか無かったため、胸部上面がどういったディティールになっているのかが、不明のままでした。
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ガンダムで言うコアブロックにあたる部分ですね。
この形状をムーンガンダムに合わせて変更していきます。
HGBF GM/GMは、多くのHG ガンダム系と同様に上下の2パーツ構成になっています。
まずは上側のパーツをムーンガンダムに合わせて変更します。
元々、HGBF GM/GMは中央に向かって下がっていく形状になっていましたが、ムーンガンダムは逆に中央に向かって上がっていく形状になっています。
ですので、上の写真のように形状を変更します。
やり方としては、まずはニッパーで大体の形状にカットします。
その後、ペンサンダーにNo.400のヤスリをつけてヤスリがけにて形状を出します。
形状が出たら今度はペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてキレイにヤスリがけをしてください。
初めて本ブログをご覧になった方は以下の記事を見てペンサンダーの使い方を確認してみてください。
ペンサンダーはヤスリがけを簡単に行えるようにする機材になります。
これでしっかりと形状が出せます。
お次は下側の形状を変更します。
パイプが少々邪魔していますが、良く見ると脇下側のパーツは上側のパーツより前に出ているようです。
さらに下側のパーツ上下で、さらに分割されているようです。
ですので、まずは下側のパーツに1.0mmのプラバンを貼り付けて、上側のパーツより前にせり出すように変更します。
その後、0.3mmのプラバンを下側に貼り付けて、以下の写真のような形状に変更します。
これにて脇部の形状出しは完了となります。
もちろん後でディティールの追加は行っていきます。
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胸部改造編Ⅱでも書きましたが、
腹部メガ粒子砲はオミットされているようですが、パイプはそのまま通っています。
ですので、設定画に合わせてパイプを通していきます。
まずは腹部メガ粒子砲だったパーツの左右にピンバイスで3.0mmの穴を空けます。
何時も言いますが、ピンバイスで穴を空けるときは面倒でも、必ず小さい径のピンバイスで芯を出してから決まった径のピンバイスで再度穴を空けるようにしてください。
今回ですと、まず1.0mmのピンバイスで芯を出し、続いて3.0mmのピンバイスで3.0mmの穴に拡張します。
いきなり太い径のピンバイスで穴を空けると穴がずれてしまう恐れが大きいためです。
気を付けてください。
穴が開いたら、今回はここにメタルパーツをはめ込みます。
使用するのはハイキューパーツの ツインパイプ になります。
3mm径の小さな方を空けた穴にはめ込み下の写真の青矢印のようになれば作業完了です。
合わせて上の写真の赤矢印の位置に腰部左右のパイプ押さえを作成します。
ここには、サザビーのパイプ押さえをそのまま使おうかとも思いましたが、サイズがまったく合わないため(泣)、ジャンクパーツから似たような部品を探して接続しています。
今回使用したのは、BB戦士 ゴットガンダムの腰部の接続パーツをカットしたものです。
このように、改造で余ったパーツなどは意外なところで使えたりしますのでなるべく捨てないで取っておきましょう。
カットした接続パーツを腰の下側のパーツにセメントで接着し、接続時に邪魔になる腰上パーツを写真のようにカットすれば作業完了です。
作成したこれらのパーツにスプリングパイプを入れ込めば・・・
どうでしょうか?
パイプがはみ出してますが(笑)、それらしくなりました。
画像で見るとここは真鍮線で作成した方が良いようにも見えますが、個人的な趣味でスプリングパイプを使用しています。
これで、胸部の作業はすべて完了しました!!
(右側だけですが・・・)
画像と比べると・・・
胸部という大きく目に見える部分に変更を加えたので、顔だけのときに比べて大分作業が進んだように感じられます。
実際結構似てきたのではないでしょうか?
この後は、残りの左半分を改造後腕部の改造をしていきます。
まだまだ、先は長いですが頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。
2018年1月25日 HGUC ムーンガンダム 完成しました!!
それでは・・・
次回を待て!!
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