それでは ライトニングzガンダム 脚部を改造していきます。
その1:腿部のディティールアップ
以下の写真の赤線の箇所にBMCタガネ 0.3mmにてディティールを追加します。
赤〇の箇所はニッパー跡が出ます。その7でも行いますが ついでにやっちゃいましょう!!
その2:膝部のディティールアップ
膝部のでっぱり?部にディティールを追加します。
まずは赤〇部に エバーグリーンのプラバン 平棒 幅1.0mm 厚さ1.0mm を貼り付けています。(下の写真も参考にしてください。)
合わせて、赤線部にBMCタガネ 0.3mmにてディティールを追加します。
下の写真と合わせて確認してください。
その3:脛部のエッジ修正
脛部の青色パーツの下部が安全対策のため(多分)平らになっています。
プラバンを追加してエッジを修正します。
No.120のヤスリで軽くヤスリがけをし1.0mmのプラバンを適当な大きさにカットして下の写真のようにセメントで貼り付けます。
一日程度置いたらニッパーで大まかに切り出します。
No.240・400・800のヤスリでヤスリがけを行い以下の写真のようになれば作業完了です。
その4:脛部のパイプ延長処理
下の写真のようなポーズを取らせるとパイプと足が離れてしまい、みっともなく感じられましたのでパイプを延長して足とくっつけようと思います。
脛部のパイプの細いほうを根本よりカットしタミヤの3.0mmプラ棒に置き換えます。
プラ棒は1.4㎝と長めにカットしています。
これは・・・
上の写真のように足を延ばした状態にしたとき、パイプの端が見えないようにするためです。
まぁ、これやっちゃうと足を伸ばした状態でしか飾れないんですけどね・・・
そんな訳で!!
足側にパイプを収められるように穴を空けます。
足部の内部フレームの以下の位置に3.2mmのピンバイスで穴を空けます。
パイプ位置は中心より内側にずれています。
左右とも内側にずれますので位置に注意してください。
また、穴を空けた後に下の写真のようにピンバイスを斜めに当てて穴を広げておきましょう。
直径で3.5mm以上になるのが理想です。
ピンバイスは通常3.2㎜までしか径がありません。
それ以上は受け口が違いドリルでの作業になってしまいます。
そのため3.2mm以上の穴を空ける場合はドリルが必要になってきます。
HG作成において3.2mm以上の穴を空けることは ほぼ無いと思います。
今回は結構特別な対応ですので、そうそうこんなことは起きないと思ってください。
写真のように写真のようにパイプがドリルで空けた穴にすっぽり入れば完成です。
※穴を大き目に空けるのは塗装のハゲを防ぐためです。
その5:アンクルガードの分離
ライトニングzガンダムのアンクルガードはなぜか足部との一体成型になっています。
カットし、アンクルガードと足を分離することでオモチャっぽさが減りますのでまずは以下の写真の位置でカットします。
カットにはシモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-R AL-K03 を使用しています。
カット後、以下のように成形します。
その後、No.120・240・400・800のヤスリでヤスリがけを行い下の写真のようになれば作業完了です。
また、赤〇で示した接続部は写真のようにカットしておきましょう。
その5:足部延長処理
足の赤パーツが若干短い気がしたのでプラバンにて延長処理をします。
No.120のヤスリで軽くヤスリがけをし1.0mmのプラバンを適当な大きさにカットして下の写真のようにセメントで貼り付けます。
今回ワタシは2枚プラバンを貼りました。
自分でカッコイイと思えるサイズまで上記の作業を繰り返しましょう。
No.120・240・400・800のヤスリでヤスリがけを行い以下の写真のようになれば作業完了です。
その6:ニッパー跡の処理
脚部は部品も多いこともあり、ニッパー跡が結構出ます。
腰と腿の接続部は写真の位置(裏面も)に
腿部は先ほどもやりましたが3か所
膝部は3か所
脛部は
上の写真の右側のパーツですが、以下の写真のように裏側をニッパーでカットして黄色パーツが見えるようにしましょう。黄色のパーツは一度ハメてしまうと取れなくなってしまうため、裏側から押し出せるようにするためです。
羽部に
脛部裏側のパーツとバーニアにもあります。
アンクルガードに2か所
足部に5か所です。
以上でニッパー跡の処理は完了しました。
これで本体の処理は完了です。
次回はバックパックと武器の改造を行います。
最初に予告したように武器はボークスのガレキのような弓型のものに改造していきます。
プラバンからの切り出しになりますので、初心者の方がスクラッチする最初のテーマとしてはほどよく難しく良い題材ではないでしょうか。
それでは・・・
次回を待て!!