第4回でご連絡したように今回は脚部の改造を行います。
ただし、長くなりそうなので腿(もも)部・脛(すね)部・足部の三回に分けて実施したいと思います。
ではまずは腿部から行います。
その1:腰との接続部
いつものようにニッパーの切り口をNo.240・400・800の順でヤスリがけを行い整えます。
処理前
処理後
処理前
処理後
・・・以上です。
ここも基本的には見えなくなる箇所なので、やらなくても問題ないです。
追加で言うなら、ポリキャップの切り口をデザインナイフでキレイに切り取ってください。
ホントにそのくらいです・・・
いつの間にか、この部分も進化してますね。
以前は下の写真のような部品だったため、ここは確実に改造を行っていました。
下はHGUC F91の改造途中の写真です。
HGは基本的に、腰との接続パーツ・腰との接続パーツ隠し・腿外装部・腿フレームで出来ていたため、腰との接続パーツ隠し と 腿外装部の隙間が目立ってしまい、個人的にHGのとても嫌いなところでした。(可動確保の意味もあったと思いますが・・)
そのため上の写真のように”腰との接続パーツ隠し”は捨ててしまい、”腿フレーム”に延長処理をした”腿外装部”を被せ、その上に直接”腰との接続パーツ”を取り付けます。ちょうどMGのような形になります。
レクスはMGと同じような接続方法のためそれが無く、進化を感じました。(オルフェンズは全部そうなのかな?)
今後、この方式がすべてに採用されるとうれしいです。
そんな訳で、この部分はそのままで良いと思います。
その2:腿外装部の改造
腿後ろ側のパーツ側面にガッツリとパーティングラインが出ています。
これを削り取ります。
写真で鉛筆で線を引いてあるところがそれです。
これはプラの成形上、どうしても出てしまう段差のような箇所です。
ガンプラはとてもキレイに成形されているので、ほかのプラモに比べれば、はるかに小さいのですが、個人的にとても気になるのでヤスリがけを行います。
いつもどおりペンサンダーにヤスリをつけて、No.240→400→800の順で行います。
修正後は以下のようになります。
後は、ニッパーの切り取り跡で気になる箇所をNo.240・400・800の順でヤスリがけを行い修正したら完了です。
処理前
処理後
処理前
処理後
個人的に気になったのはこのあたりのみです。
その3:ひざ間接部の改造
こちらもニッパーの切り取り跡で気になる箇所を修正するのみで良いと思います。
ひざ間接を曲げたときに見える下の写真の位置をNo.240・400・800の順でヤスリがけをすればOKだと思います。
処理前
処理後
ここも膝を大きく曲げない限り見えない箇所なので、気にならないならそのままでも良いと思います。
腿部は以上で完了となります。
腿部は見えない箇所が多かったり、技術の進歩だったりであまり改修する箇所はありませんでした。
次回の脛部はそれなりに改修を行います。
予定としましては、
ディテールアップ:スジ彫り + パーツの置き換え(プラ→スプリング)
合わせ目消し
を予定しています。
見ていただければ幸いです。
それでは
次回を待て!!