それでは今回で最後の工程となります。
スミ入れとトップコートになります。
スミ入れの基本方法は以下の記事を参照してください。
スミ入れはいつも通り
塗料が白の部品には エナメル塗料 パープル
塗料が黄・赤の部品には エナメル塗料 ブラウン
塗料がが青の部品には エナメル塗料 ブラック
希釈液は以下のものを使用しています。
合わせて今回はサフ グレー部はガンダムマーカー GP01 ガンダムスミイレシャープにて行っております。
ただし、カメラアイとバルカン周りのブラックのみは希釈せずに筆塗りにて塗装しています。
はみ出してしまった場合は通常のスミ入れ同様に希釈液を綿棒に付けて拭き取ってください。
スミ入れが完了したら、デカールを貼り付けていきます。
ライトニングzガンダムでもご紹介しましたがガンダムデカールの新しいデカールが発表されました。
発売はもう少し先(2017/6)ですが、購入を考えている方は早めに予約されたほうが良いと思います。
ガンダムデカールは大きな量販店(ヨドバシなど)を除くとほとんど入荷されないのが現状です・・・
ワタシが住んでいるイナカですとほぼ手に入りません。
また、通販などでも早々に売り切れてしまうケースが多いため、面倒でもデカールが必要な方は予約が必須かと思います。
同じくいつも書きますが、デカールに関しては一度に大量に買わないようにしてください。
劣化が激しく一年程度経ったデカールは水につけても割れてしまうことが良くあります。
(店先で買うときもずっと吊るされていたようなものは避けたほうが良いです・・・)
マークセッターなどで柔らかくする方法もありますが、なかなか難しく手間のかかる作業です。
1年以内で使い切れる量を目安に購入してください。
今回は発売日を待ちきれないため、購入済みのデカールを使用していきます。
それでは各部にデカールを貼り付けていきます。
デカールの基本的な貼り方は・・・
まずはティッシュ水を含ませたものと綿棒の片方に水を含ませたものを用意します。
ビチャビチャくらいで良いです。
次に使用したいデカールをハサミで切り取り、先ほどのティッシュの上に置きます。
30秒~1分程度たったらピンセットでデカールを軽く触って動かしてみます。
動くようでしたら、デカールを台紙のままデカールを貼り付けたい箇所に載せます。
位置があったらピンセットでデカールを軽く押さえながら指で台紙を抜き取ります。
(写真を取るために手が足りていませんが、青〇の部分を指で押さえながら矢印側に引き抜く感じで台紙を抜き取ります。)
このとき、良い位置に置けなかった場合
ピンセットもしくはつまようじでデカールを動かしてみましょう。
動けばそのまま良い位置に移動させます。
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デカールはメーカーによって品質がかなり異なります。
有名どころでは、バンダイのガンダムデカールやハイキューパーツのコーションデカールなどがあります。
ガンダムデカールは薄いため金属製のピンセットで触っていると破れてしまうことが良くあります。
そのため、移動にはつまようじなどを用いるのが良いでしょう。
その代わり、乾いた後の段差がわかりにくいというメリットがあります。
ハイキューパーツのコーションデカールは厚みが若干あるため金属製のピンセットで触っても破れてしまうといったことはほとんどありません。
そのため、貼り付け時の取り回しは良いです。
しかし、乾いた後は厚い分だけ段差が目立ってしまいます。
一長一短ありますので、自分にあったものを使用するのが良いかと思います。
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貼り付けたデカールが動かなかった場合は水を含ませた綿棒でデカールを濡らします。
デカールが動くようになったら、ピンセットやつまようじで良い位置に移動させたら水のついていないほうの綿棒で水分を吸い取ります。
※デカールを濡らしてもデカールが動かない場合は、綿棒をもっと濡らしてデカールに多めの水を付けてみてください。
以上でデカール貼りは完成です。
これを貼りたい箇所分繰り返します。
今回は結構なデカールを貼り付けてみました。
こんな感じです。(写真だとあんまり多く感じられないですね・・・)
ここまでくると完成を感じられるのでテンションが相当上がってきます!!
ですがデカールを貼れたら、1日以上乾燥させてください。
我慢です。せっかく貼ったデカールが剥がれてしまってはテンションもダダ下がりですから・・・
その後、仕上げとしてトップコートを吹きます。
塗料はガイアカラー フラットベースを使用します。
もちろん艶有が良い方はそれ用のものを吹いてもらえれば問題ありません。
トップコートには以下の効果があります。
・塗装全体の質を均一にする
・塗装のハゲを防ぐ
・デカールの剥がれを防ぐ
塗装の質を均一化するのはなんとなくわかると思います。
塗料はものによって、艶有・半艶・艶消しとありますので、それを統一することで、見た目を良くします。
塗装のハゲを防ぐというのは全体を透明な層で覆うことにより、部品同士が当たったりした際の削れを防止する効果があります。
デカールも同様でつけたままですと、何かが当たったり、下手をしたら指で触っただけで取れてしまうような状態を透明な層で覆うことで回避します。
トップコートを行う際はある程度組み立てた状態で行っても問題ありません。
ワタシは頭と胴体と腰部・腕部X2・脚部X2・ウィング部X2・バックパックセンター部・武器・ウェーブライダー部に分けて塗りました。
以上で全工程が完了しました。
これから写真を撮って完成品をお披露目いたします。
明日中にはお披露目できるかと思いますのでお楽しみにお待ちください。
それでは・・・
次回を待て!!