FIGURE-RISEBUST[フィギュアライズ] ホシノ・フミナ エンディングver 頭部・胸部まで作成が完了しましたので今回は最後の腕部の作成を行っていきます。
腕部は以下の写真の箇所にニッパー跡がでます。
ですので、処理はいつも通りペンサンダーにつけたヤスリでNo.400→800にて行いましょう
ニッパー跡が大きくはないのでNo.240では行わなくても問題ありません。
・・・腕部には結構大きなパーティングラインがあります。
外周に沿ってぐるーりとパーティングラインが存在しています。
腕の写真の赤線位置にぐるりとあります。 逆側の腕にも同じようにありますので同様に処理しましょう。
ここのヤスリがけは結構大変なのでペンサンダーにはNo.240→400→800のヤスリを付けて順にヤスリがけを行いましょう。
レビューなどでも書きましたが、エンディングVerと言いながらエンディングの画像とは腕の組み方が違うんですよね・・・
エンディングでは
こうですが、実際は
こう・・・
腕組途中な感じです。
いろいろ触ってみて、さすがに腕組みまでしようと考えると腕部はほぼ作り直しになってしまうので、今回は極力後ろに回せるように改造していきます。
まずは右手(向かって左側)からです。
二の腕のボディースーツ部側に下の写真のような突起が出ていて腕が回らないようになっています。
ですので、まずはコイツをニッパーでカットしてしまいます。
これで腕が内側に寄せれるようになります。
右手はこの改造だけでかなり内側まで動かすことができるので、後は腕部のツライチ処理をしていきます。
レビューでも書いたように、そのままですとパーツの境目がかなりくっきり出ています。
(上の写真でもそうですね)
ですので、親指・下腕・上腕(二の腕)は1つのパーツとしてセメントでくっつけてしまいます。
くっつける前にパーツ接続の突起部をニッパーでカットしてしまいましょう。
これは、パーツ接続部が引っかかってしまい部品間に隙間が出来てしまうからです。
隙間ができないように突起部をカットしたら、セメントを接続箇所 すべてにたっぷり塗ってください。
どちらか片側の部品のみに塗るとセメント量が足りなくて合わせ目がキレイに消えなくなります。
セメントを塗ったら30秒~1分程度放置します。
30秒~1分程度たったら部品をくっつけます。
上の写真のように部品をくっつけるときに外側にプラスチックがはみ出してくればOKです。
ヤスリがけはペンサンダーにはNo.240→400→800のヤスリを付けて順に行いましょう。
そうしたら次は左手(向かって右側)の改造を行います。
右手と同様にまずは腕を内側に回せるように二の腕のボディースーツ部側の突起をカットします。
赤〇の箇所を
カットします。
これで内側に回るようになりましたが、右手に比べて左手がなんかずいぶん上にある気がします。
ですのでこれを下に下げる改造を行います。
まずは腕を以下写真の箇所でカットします。
カットには職人気堅気をしようしています。
カット後、位置を確認して問題なければセメントで接着します。
カットしたことによって接続部のサイズがだいぶ変わってしまいましたね。
この状態で1日程度置いてセメントが硬化したら、ポリパテ(パテ革命 モリモリ)にて二の腕と下腕の形状を調整していきます。
こんな感じですね。
写真を見るとパテの量が少ないように見えるかもしれません。
実際に少なめに盛り付けています。
パテが硬化したら、今度はその上からアルテコを盛りつけていきます。
ワタシはパテを使用するときには基本的にパテ単体では使いません。
これは、パテのみを使用すると数か月~数年たった時にパテが取れてきてしまうことがあるからです。
日本は多湿のため、パテにもその影響が強く出ます。
湿気による収縮を繰り返すうちにパテがプラスチック部品から取れてしまうことが良くあります。
そのためワタシはパテを使用する際は必ず最後の仕上げに瞬間接着剤系のパテ(今回はアルテコ)を使用します。
こうすることで、湿気にかなり強くなりますのでお勧めしています。
アルテコを盛りつけた後は形状を整えて完成となります。
忘れていましたが、台座もちゃちゃっとヤスリがけしちゃいましょう(笑)
指定した箇所にどでかいニッパー跡がありますので、ペンサンダーにはNo.240→400→800のヤスリを付けて順にヤスリがけを行いましょう。
以上ですべての箇所の改造が完了しました。
この後は塗装を行って完成となります。
今しばらくお付き合いください。
それでは・・・
次回を待て!!