それでは引き続き、胸部の改造を行っていきます。
今回はセンター部(トリスタンでいう赤いコックピット周りのパーツ)を改造していきます。
スポンサードリンク
前回の写真を見ていただければわかったと思いますが、HGUC REVIVE マークⅡの胸部中央の形状を変更する方向で進めています。
最初はトリスタンから移植しようと思っていたのですが、マークⅡは胸部と腰部の取り付けが胸部前方にあるため、この機構を生かそうと思いマークⅡの胸部形状変更の形を選択しました。
おかげで改造後の塗り分けが少し大変になりました・・・(苦笑)
えーそれではまずエポキシパテにて胸部センターをツライチにしていきます。
今回はMr.造形用 エポキシパテ エポパ PRO-L (超軽量タイプ)を使用しています。
写真の灰色の部分ですね。
ここを埋めるのはいつも通りポリパテで行っても構いません。
今回エポパテを使用しているのは自分のポリパテへの苦手意識の改善のためでもあるので、使用しやすいほうで行ってください。
(使った後に手がべとつく感じはまだなれません(涙))
1日程度置いて硬化したら、いつも通りペンサンダーにNo.240→400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをします。
キレイになったらツライチ作業は完了です。
スポンサードリンク
まずは上部にプラバンを貼り付けます。
貼り付ける前の写真を撮り忘れてしまい、その1でもすでに貼り付けている写真を使用してしまっていますが、マークⅡとは形状が違いトリスタンはあっさりとした形状のためそれに合わせて胸部中央の上部には0.3mmのプラバンで蓋をしています。
8mm×8mmに切り出し貼り付けています。
1日程度置いて硬化したら、ペンサンダーにNo.800のヤスリを付けてヤスリがけをします。
面取り部に合わせてヤスリがけを行うと良いでしょう。
0.3mmプラバンはもろいため、No.800のヤスリにて丁寧に作業してください。
No.240や400ですと割れてしまう恐れがあります。ご注意ください。
上の写真のようになればOKです。
スポンサードリンク
お次は胸部下側を延長します。
今回はトリスタンの胸部(赤い)パーツをカットしセメントで貼り付けています。
写真の位置でカットします。
腰の可動を殺さないために少し前に倒した状態でマークⅡの胸部パーツにセメントで接着します。
ここは、ポリパテを使用していることもありセメントだけでの接着では取れてしまう可能性があるため、セメント硬化後に裏側をアルテコでさらに接着すると良いでしょう。
これで取れてしまうことは無くなると思います。
取り付けた箇所に隙間が出来てしまった場合は、同じくアルテコを薄く垂らして隙間を埋めて下さい。
硬化後のヤスリがけはNo.800を使用し、手作業で根気よく行ってください。
(トリスタン側のモールドを消さないように注意してください。)
スポンサードリンク
これで胸部改造はラストとなります。
トリスタンの胸部は中央部が凹形にへこんだ形状をしています。
トリスタンのキットでもここは再現されていますが、試作段階ではツライチになっていて議論を呼びましたね(笑)
今回はその1にてツライチにした箇所に1.0mmのプラバンを貼り付けて形状を作っていきます。
プラバンを上の写真のように10mm × 9mm × 2mmの三角形に切り出してセメントで貼り付けます。
マークⅡの胸部のふちは面取りされていているため隙間が出来ると思いますので、セメントが硬化したらアルテコを流し込み隙間を埋めます。
アルテコの硬化を待ってペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをします。
これにて胸部の形状修正は完了となります。
・・・さすがにニコイチにて改造を行っていくと時間がかかってしまいますね・・・
ペースが遅くて本当に申し訳ありません。
ただ個人的にはこういった形状を変更する作業ってテンションが上がるんですよね(苦笑)
自分の求めるものに形が仕上がっていく作業は進めていてウキウキしてきます。
ただ、理想とする形状って人によって違うと。
また、それで良いと思っています。
ワタシのブログを見て改造を行ってくれている方も参考にして自分の好きな形状に変えてしまって全然OKだと思いますので、ご自分のスタイルを追求してみてはいかがでしょうか?
トリスタンの改造は少し長くなってしまうと思いますが、気長に見ていただければ幸いです。
それでは・・・
次回を待て!!
スポンサードリンク