前回にて本体の改造が完了しました。
今回は残りの改造を行っていきたいと思います。
完成形はこんな感じとなります。
トリスタンのバックパックはワタシも含めて数々のレビューでかなりボロクソに叩かれたモノです・・・
ワタシもレビューのときに結構書きましたが、合わせ目や肉抜き穴がひどいんですよねぇ・・・
こんな感じですね・・・
そんな訳でバックパックもHGUC REVIVE マークⅡを使います!!
形状も似ていますしね!!
・・・マークⅡ様様ですね(笑)
トリスタンの説明書にはマークⅡのビームサーベルについては同一かも~的なことが書いてありますが、バックパックもそんな感じなんですかね?
とは言え違いは結構あります。
・赤〇部:エネルギーチューブのモールドがトリスタンにはない
・青〇部:センターのセンサーがマークⅡにはない
・緑〇部:バーニアカバーの形状が違う
・オレンジ〇部:バーニア数が違う
大きくはこんな感じです。
上記4点をトリスタンの形状に合わせるように改造を行っていきます。
ビームサーベル取り付け部のスラスターはトリスタンには無いっぽいですが、個人的に好みなためあったものとして扱います!!(笑)
前置きが長くなりましたが、改造を始めます。
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改造の前処理としてマークⅡのバックパックに裏打ちを行います。
今回はMr.造形用 エポキシパテ エポパ PRO-L (超軽量タイプ)を使用しています。
バックパックは下の写真のように裏打ちをします。
マスキングテープが見えると思いますが、センター部に取り付け穴があり、そこからパテがはみ出さないようにするためのガイドとして貼り付けてあります。
ビームサーベル取り付け部は以下のように裏打ちします。
1日程度放置してパテが硬化したら作業完了です。
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前置きの赤〇の箇所ですね。
マークⅡにはここからバックパックに向かってエネルギーチューブらしきものが伸びています。
トリスタンにはそういったディティールは無いのでカットしてしまいましょう。
・・・とその前にこのパーツは前後2パーツにて構成されているため、センターに合わせ目がガッツリでます。
外周にセメントをたっぷり塗って合わせ目を消していきます。
上の写真の赤線の箇所にセメントをたっぷり塗ってください。
どちらか片側の部品のみに塗るとセメント量が足りなくて合わせ目がキレイに消えなくなります。
セメントを塗ったら30秒~1分程度放置します。
これはセメントを塗った箇所を溶かすためです。
セメントはプラスチックを溶かす効果がある溶剤です。
溶けたプラスチック同士が再度固まることによって別々の部品を一つにくっつけます。
そのため、合わせ目消しを行う際には多めにプラスチックを溶かすことを目的としてセメントを多めに塗ります。
部品をくっつけるときに外側にプラスチックがはみ出してくればOKです。
1日程度放置してセメントが乾いたら、ペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
ここまで出来たら次にディテールの削除を行います。
突起部をニッパーでざっとカットした後にペンサンダーにNo.240のヤスリを付けて形状を整えます。
形状が整ったらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
左右両方のパーツに上記作業を行えば処理は完成となります。
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前置きの緑〇の箇所ですね。
ここはトリスタンから持ってこようと思います。
とは言え、トリスタンのバックパックのこの箇所は一体成型になっているためシモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-R AL-K03 を使い丁寧にカットしましょう。
切り出せたらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
その後、マークⅡのバックパックのいらない箇所を削り落としていきます。
まずはニッパーにて上の写真のように大まかにカットします。
その後、ペンサンダーにNo.240のヤスリを付けて平らになるまでヤスリがけをしましょう。
形状が整ったらペンサンダーにNo.400→800のヤスリを付けて順番にヤスリがけをしてキレイしてください。
ここに先ほどトリスタンのバックパックから取り出したパーツをセメントで接着し硬化すれば作業完了です。
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前置きのオレンジ〇部の箇所ですね。
ここもトリスタンから持ってきましょう。
当然そのままですと取り付けられないので、取り付け部を少し削ります。
(全部削り取ってしまうとバーニアが取り付けられなくなる恐れがあるため注意しましょう)
取り付けにはセメントを使います。
これは形状的に真鍮線での取り付けが困難なためです。
接着は塗装後に行いますので現状はこのままにしておいてください。
バーニアには青〇部にニッパー跡があるので合わせて処理しちゃってください。
前置きの青〇の箇所ですね。
ワタシは今回 WAVE/Z・バーニア[4] を使用しています。
セメントで接着し1日程度放置してセメントが乾いたら作業完了です。
その5まで完了したら最後にビームサーベル取り付け部をバックパックに取り付けてバックパックをセメントで接着しちゃいます。
マークⅡのバックパックもなんだかんだとサイドに合わせ目が出てしまっています・・・
が!! トリスタンに比べればだいぶましです(笑)
そんな訳でその2を参考にバックパックの合わせ目も消してしまいましょう!!
セメントを塗る箇所は上の写真の赤線部になります。合わせ目が出るといっても少量ですのでセメントを付ける場所も少しです。
また、ビームサーベル取り付け部を挟み忘れないように注意してください。
これにてバックパックの処理は完了となります。
・・・・今回はパックアップのみと思いましたが、もう少しで完成なので、ビームライフルとシールドも改造しちゃいましょう!!
長くなりますがおお付き合いください。
・・・はい!!
ここもレビューではボロクソだった箇所ですね・・・
白一色・・・さらに合わせ目があってない!!
と良いとこ無しのビームライフルです・・・
νガンダムからそのまま流用すればいいのにねぇ・・・
と言っても始まらないのでサクッと終わらせてしまいましょう!!
形状的には問題なので、合わせ目を消して塗装してやれば問題ありません。
(そういう問題でもない気もするが・・・)
その2を参考にムニュっとやっちゃってください。
合わせ目がキレイに消えれば作業完了です。
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ついに最後の改造となりました!!
最後はシールドのディティールアップを行っていきます。
トワイライトアクシズの第1話を見ると・・・
よっしゃ!! ディティールがありますね(笑)
コイツをもとに0.3mmのプラバンでディティールアップをしていきます。
・・・こんな感じですね!!
プラバンでのディティールアップ作業はもうお手の物になってきたんじゃないでしょうかね?
簡単な改造ですが、なかなか効果的だと思います。
合わせてシールド持ち手の改造も行います。
上の写真のようにシールド裏面の持ち手をシモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-R AL-K03 を使い一旦切り離し、ヤスリでカット面を整えた後1mmの真鍮線で接続し直しています。
これは彼がまだただのトリスタンだった時に(笑)
持ち手が窮屈だったため今回の改造に合わせ、ある程度持ち手が自由に動かせるようにするために行っています。
小手部への取り付けパーツもあるので、ポーズによっては取り外しても良いかと思います。
シールドにはニッパー跡が結構あるので合わせて処理してしまいましょう!!
・・・これにてトリスタンの全改造が完了しました!!
全作業完了後のバックショットです。
・・・前からは塗装後のお楽しみとします(笑)
次回はサフ→塗装→デカール貼り→トップコートを行い、ついにすべての作業が完了となります。
もうしばらくで完成品をお見せできると思いますのでお付き合いください。
それでは・・・
次回を待て!!
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